ワイドショウ/「非・バランス」

田辺誠一と大塚寧々が結婚。
かなりショック。田辺誠一好きなのに。
私のイメージの金田一耕介にぴったりなの(意味不明)。
大塚寧々め。綺麗すぎなんだよ!うきー!
前の夫はどうでも良かったが、田辺はやめてー。
いやーなんでペアルックなの!?痛いわ誠一!
でもかっこいい・・・・。
友達とこの悔しさでメール交換約15件
アホだわ・・・・。
お二人さんお幸せに。

エイガメモ*
「非・バランス」 日本・2000年

スタッフ
監督: 冨樫 森
原作: 魚住直子「非・バランス」
脚本: 風間志織

キャスト
松本千秋:派谷恵美
菊ちゃん:小日向文世
*オカマ役で柏原収史くんがでてます!

ストーリー
 小学校のころ友達からいじめられていた松本千秋は中学に入るに当って決めたことが二つある。
 「1、友達は作らない。2、クールに生きて行く。」
 彼女はそれに忠実に中学2年まで乗り越えてきたが、いじめられていた相手への無言電話やホラービデオでは満たされないのだった。
 そんなある雨の日。「緑のおばさん」に出会う。
 正体はオカマの菊ちゃんだった。
 千秋は菊ちゃんに次第に心を許して行く。

*「緑のおばさん」とは全身緑のおばさんで、「緑を頂戴」と言って現れる。その服に触れて願い事をすると絶対叶えてくれるのだ。

感想
すごくあったかい映画。
見終わって頑張ろうという気持ちになります。
予告編よりもスピード感はありませんが、
あのテンポがまたいいのです。
もっと沢山の人に見てもらいたい。

共感できたのは千秋みたいな経験があるからだと思う。
私も友達だと思っていた子にいじめられたことがある。
どうでもいい人から何を言われても平気なのですが、
自分が心を許した相手に傷つけられると、ひどく痛い。
今でも。
友達なんて作るもんか。と思っていたこともありました。
そんな経験がなくても、中高時代に自分に疑問を感じたことがある人はその頃の自分に戻ってこの映画を見れるんじゃないかな。

小日向文世さん演じる菊ちゃんが最高です!
すごく自分に正直で、懐の大きい人なのです。
前にも書いたけど、年齢や性別を考えないで同じ高さで接してくれる人って本当に素敵ですね。
それで、菊ちゃんは本当に「緑のおばさん」?と思う程
千秋のピンチの時には必ず現われて、
「チーアキ!」と明るく笑い飛ばしてしまう。
そんな人だから千秋のルールは鮮やかに崩されて行くんだろう。
 
菊ちゃんみたいな人、いないかなあ?

そんな菊ちゃんにも事情があって、
どんどん追い詰められて行く。
いつも明るい菊ちゃんが「ひとりにしないで」と泣き崩れるところは本当につらかった。
 
後半はボロボロ泣きました。
最後のほうのシーンで、
「お前にとっては昔の事かもしれないが、
私にとっては今の事なんだ!」
と千秋が言えた時、見ていてとてもすっきりしました。

最後はちょっと切ないですが、すごくさわやかな気持ちになれました。

千秋役の派谷恵美ちゃん、スレンダーで背が高くてステキです。
これからが楽しみ。


あ、投票してる方がいるみたいで、とてもうれしいです。
ありがとう。 





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2002年04月04日(木)

バランス/「小さな兵隊」

すべてはバランス。
それを超えるからこそ美しい。

ちょっと変態な話かもしれませんが・・。

今日、私は渋谷某所である女を見た。
すごいミニスカートに生足ミュールといういでたち。
何をするでもなく、自信ありげに不敵な笑みを浮かべていた。

顔より何より目が行ったのはその「足」である。
それをみて思った事は、
「ぐはー見ちゃった」や
「ああ、夏も近いのね」や、
「ふって−足」や、
「血管見えてるよ生々しい」と言う物だった(凝視しすぎ)。

そう、彼女の足はキレイじゃなかった。
何でだろう、バランスが悪かったからか?
短いスカートから主張の強い足がガーっとでていると
もう見てらんない。
スカートやミュールとのバランスがよければ
少なくとも不快感はないと思う。

スカートの長さ、眉の形、髪形などは
特に人のスタイルを大きく左右してしまうものだよなあ。
どんな洋服を買うかとかより、
バランスを考えて着飾ろうと思ったのでした。

エイガメモ*
「小さな兵隊」仏 1960年 

監督:ジャン=リュック・ゴダール

キャスト
ブリュノ:ミシェル・シュボール
ヴェロニカ:アンナ・カリーナ

ストーリー
元逃亡兵という弱みを握られ、確固たる信念も持たぬままOAS〔アルジェリア独立を阻止するテロ組織〕に属している写真家ブリュノ。彼は友人に紹介された若い娘ヴェロニカに5秒で恋に落ちる。そして組織の罠にはまり、FLM〔アルジェリア民族解放戦線〕のロビーイストと思われるジャーナリスト、パリヴォダの暗殺を強要される。暗殺をためらい組織から二重スパイの嫌疑をかけられたブリュノは、逆にFLMの活動家に拉致監禁され拷問を受ける。

感想
陰鬱な音楽にずっと追われている感じがした。
たまにでてくる引用が、暗示的で。
そのなかで登場するヴェロニカの存在は救いみたいなものだ。
罠に次々とはめられて行く主人公に
「少しは気づけよ」と突っ込みを入れたくなってしまう。
「僕は若く愚かだった」と本人も言っている(笑)。
地味に話が展開して行くなかで、
拷問のシーンは怖い。地味なだけにリアル。

引用や言葉が綺麗でした。
「花咲く月 虫の姿を変える月 私は忘れないリラとバラとを」
「君は生者から遠ざかる死者になるために。
 死者の特権は?死者の特権は?
 2度と死なないことだ」
「思考の速さで痛みを打ち破れ」とか。

アンナカリーナが初々しくてとても魅力的です。
ふとしたしぐさが、とても可愛い。
笑顔のシーンが少ないですが、笑うとメロメロです。
特に「わからないわ」ってはにかむところ。
この可愛さを見るだけでも価値はあります!

気になったところは、
「アララ」ってフランス人も言うんですね。
日本語だと思ってた(笑)。






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2002年04月03日(水)

日々ノオト / kica

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