卒業したみたい

卒業式でした。
写真取り捲ったよ。袴を着た。
いろんな人に会って、話をしました。
今まで会っていなかったのに、今日だけ会って、それでさよならだなんてなんか不思議だよね。と友達が言っていたのが印象的です。

実家に帰ってしまう子がいて、複雑な気持ちに。
自分はまだアツイ人間なんだなあと、気づきました。
いままで卒業式で泣いたことなんてない私が、
実家に帰ってしまう彼女を目の前にして泣いてしまった。
とても大切に思っている友達なんだ、と気づいた。
いつもはぼんやりとしている友達と言うものの枠組みを、こういう場でしか実感できないなんて、なんて鈍くなってしまったことか。
もっと大切なものを見極めて枠組みをしっかり造れるようにしなくちゃな。

今はただ寂しさが残るばかりです。卒業式。

独り言でした。
2003年03月25日(火)

歌舞伎

今日は歌舞伎を見に行くので、早めに出かけました。
先に東京都美術館のヴェルサイユ展に行き(チケットもらった)、
ド派手宮殿に食傷気味。

その後上野の森美術館にてVOCA展 2003を観た。
http://www.ueno-mori.org/tenji/voca/2003/index.html
現代絵画を最近好きなので、新しい人たちの作品を見るのはとても新鮮。
やはりどの美術館にも見る人を飲み込んでしまうパワーのある作品はあって、思わず見入ってしまう。

その後なんと上野動物園が開演記念日で無料だったので、入場。
動物って良いよねえ。
特にペンギン、なんかアホっぽくて親近感がわくね。
ヤギを触っていたら後ろから別のヤギにバッグを食われました。

そして夕刻。銀座歌舞伎座へ。
安く(3幕で2千円強)、値段の割には良い席で見れる方法があるんですよ。
当日並べばいいんだけのことですが。
ちなみに1幕では700円とかもありました。
私はまともに歌舞伎を見るのが初めてだったので、かなりわくわくでした。
3幕
1、傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
2、連獅子(れんじし)
3、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)
  木更津海岸見染の場
  赤間別荘の場
  源氏店の場
観たんですが、中村勘九郎、勘太郎、七之助親子の連獅子(れんじし)は圧巻でした。素人目で見ても見事でした。
全体の感想なんですが、やっぱり内容が物語的だと分り易いという点で、3幕目の与話情浮名横櫛はなかなか面白かったです。
女形ってどうなの?と思っていましたが、玉三郎の女形を見たら普通の女性より女っぽいなあ(化粧するところなど)とおもってうっとりしてしまうほどでした。

結構日本の伝統芸能は敷居が高い気がしていたけど、全然そんなことなかったなあ。むしろ係員の方は親切だったし、すんなり入り込める雰囲気でした。
あの歌舞伎言葉みたいのは聞き取るのは不安だったけど、普通に慣れてしまいます。お客さんの掛け声も楽しみになってきます。
また見に行きたいなあ、と思う歌舞伎体験でした。
HPはhttp://www.kabuki-za.co.jp/
2003年03月20日(木)

日々ノオト / kica

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