ムーミンパペットアニメ

渋谷パルコで19日から上映されている
ムーミンパペットアニメーションを見てきました。
相当前から楽しみにしていたこのパペットアニメ。
(厳密に言うと立体と平面の中間の半立体アニメです。)

はじまったときから「かわいい」を心の中で連呼していました。
ヨーロッパらしい色合い。(日本アニメムーミンよりも中間色で、くすんでいて、幻想的です)
最初は必ずムーミン谷の全景から始まる構成。
ぎこちない動き。
繊細に造られたムーミン谷の景色(特に木々の色の多さと波打つ海には感動しました)。花々のかわいらしさ。
そしてムーミンの家のカーテンや、ママのネグリジェに興奮・・・ではなくかなり素敵なライフスタイルに感激。乙女心は間違いなくときめきます。
木苺ジュースの川、かなり飲みたいです(笑)。
トーヴェヤンソンがこだわりぬいて、そして満足していた出来だといわれているだけあります。絵本の、北欧の色をしています。

そして

岸田今日子の声、七変化!!!

これは凄い。
なかでもスニフの声には悶絶してしまうほどのかわいさをただよわせておりまして、これを観にいくだけでも価値があるのではないかと思われます。
スニフの笑い声もかなり魅力的であります。

しかし、一つだけ、不満な点が。
それは上演時間です。
どうしてモーニングショウだけなんでしょ。
東京在住の人だけが見ろって事ですかね・・・・。
(朝には長蛇の列だったし、遠くから早く起きてきたと思われる人が寝てしまっていました)
ただでさえ夢の中みたいな雰囲気なこの映画、本当に楽しんでもらいたいなら何回か上映するとかすればいいのに。子供だって見たくてもあまり早いと寝てしまうと思います。
しかもたくさんの話があるので、たくさん見てもらいたいのはわかるけど、6回に分けるなんてなんか商魂たくましい感じがしてなりません(しかもお話も次回に続く、みたいな切り方なのさ)。
スローライフを協調しながらなんかマネーの香りがしてかなしかったな。

でも頑張って朝早く起きてみるにはとても幸せになれる映画だと思います。
ムーミンたちのお茶会はかなりまねしてみたくなります。
2003年07月20日(日)

生意気

原美術館の生意気のパーティーに行ってきました。
生意気の作品はなんか抜けがある感じですきだったのですが、
パーティーはゆるくて子供で、毒があって、そして居心地がよかった。
梅雨のクリスマスみたいな色合い、ジャンクなお菓子がいっぱいで、小さな頃の誕生パーティーを思い出しました(中庭のオブジェの誕生パーティーらしくみんなでハッピーバースデーを歌いました)。
でもセンスがいいのよね。素敵だー。
彼らのゆっるーいハッピーバースデーがかなり耳に心地よくて、なんだか夢を見ているようになったのは私だけでしょうか。
2003年07月19日(土)

日々ノオト / kica

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