「blue」他 |
久々に映画。今回は星を付けてみました(五点満点)。
*「blue」★★★★☆(4.5) *「愛してる愛してない・・」★★★(3) *「HERO」★★☆(2.5)
*「blue」 魚喃キリコ原作の映画。 なによりも最後のぼやけた海が、忘れられない。 大好きで、憧れて、どうしようもない。 恋とは違うけど、誰にも取られたくない。 と思う女友達が、高校の頃にいた。 今も一番の友達なんだけど。 彼女ナシでは私の高校生活はありえず、彼女になりたかった私は彼女にいろんな影響をうけた。たくさん話した。 あの頃の私の気持ちが映画にはあった。 あの頃から私はどうやって抜け出したのか。 なんか鎌倉遠足の時に班行動を乱して二人で七里ガ浜にいってぼんやりしていた事とか、スカートが砂だらけになったこととか、いろんな小さな事を思い出した。 もどりたくて、なんだか切なくなった。 全体的に、とても透明な感じの映像で、静寂。 凄く好きな映画だわ。 市川実日子かなりよかった。
*「愛してる愛してない・・・・」 アメリのオドレイトトゥの恋愛物。 というと可愛らしい感じがしますが、これは曲者でしたね。 確かにかわいらしいんですよ、小物とか洋服とか、生活は。 予想を裏切られる(友達談「怖い」)とは聞いてたけどこれほどまでとは。 でもなかなか面白かった。 2つの視点から見るとこんなに違うのねー。 DVDを見たんすが、予告編の「この映画の結末は誰にも言わないで」とかいう宣伝方法はいいかげんに辞めた方がいいと思いますな。確かに言わない方が良いんですが(笑)。 そうそう、主人公に恋する男の人がかっこよかったー。
*「HERO」 某P子が大絶賛していた。チケットをもらったので見てみました。 中国の大自然と文化を満喫するのにはいいね。 目の保養だね。ワダエミの衣装もすばらしいし、女性も綺麗だし。 しかし何がいけないって、ワイヤーアクションがやりすぎなのよ。 何でそんなに飛ぶー?というくらい飛ぶ。 風を巻き起こします。 しかも飛んでいる時には、隙ありまくりですよ。 ひょい、とよけて剣でブスっとやれば私でも勝てそうです。 ワイヤーを使うなら、運動の延長上で、不自然じゃない程度でやるべきです。 やりすぎだったので、失笑してしまいました。 ストーリーは始皇帝暗殺計画をいろんな説で見れるので、なかなか見ごたえはあります。しかし最後はなあ、なんかなあ・・・・。 戦いのシーンで一番良かったのは、水のところかなあ。一番笑ったけど、景色が綺麗だった。 あと説によって衣装の色が違うのだけど、赤のが一番中国っぽかったです。 緑の時、始皇帝のいる部屋の布が圧巻です。 目に楽しいので、見ても損はしないでしょう。
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2003年10月03日(金)
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