東京流行生活展 |
江戸開幕400年。です。 あんまり盛り上がりに欠けるのですが、 面白いイベントがたくさんやっています。
江戸東京博物館では、「東京流行生活展」。 おしゃれにまつわる身の回りのものを展示しています。 昔の美人さんとか(芸子?)の写真もあります。 何より興味を引かれるのが、大正時代あたりの着物や、銘仙の生地の展示。 すっごく可愛いです。銘仙が流行った時代に生まれていたら私は買いあさっていたことと思います(笑)。 着物は洋服で着たらありえない柄や色を思い切り楽しめる、シンプルな服ですね。 基本的に形が同じなのに、工夫次第でどうにでも見せる事が出来るって奥が深い! モネの睡蓮が着物になっていたり(着たくはないけど)、芸術・デザイン物もさらりと乗り越えてしまう凄い服です。世界に誇れるね。 あと花柄模様の家電がかなりツボで、うっとり見入ってしまいました。昔の日本はキッチュで中国やベトナムみたいな感じだったのね。 モガ時代の洋服のデザイン画なども味のある絵だったので、見入ってしまいました。 かなりお薦めの展示です。 江戸東京博物館はそれだけじゃなくて、江戸の建物そのものの復元などの常設展示もあってかなり遊び甲斐があります。なんてったって日本橋がありますからね。 鹿鳴館もあるよ。 ガイドの方も頼めば無料で面白おかしく館内をガイドしてくれるので、これもお薦め。なんと常設展示の設備は400億円をかけて作られているそうで、かなり豪華。 あ、あと外国人の高校生が館内の電話ボックスでポーズを取って写真をとっていた!どこの国の子もやる事は同じなのね(笑)。
関係ないけど深川江戸資料館(名前うる覚え)では江戸の町が再現されていて、実際に家に入ることが出来、展示物が触り放題です。棚とかがあけ放題で、棚をあけると、その家の奥さんの化粧用品がおいてあった!などいろんな発見があります。若干ドラクエの勇者気分です。
後のイベントは江戸の文化体験。 私は陶芸と銀細工と紙きりの体験をしました。他は江戸を歩くツアーとか、落語体験とか。なかなか参加すると楽しい催しがあります。本物の職人さんに教えていただけるので、なかなか出会わない人に出会えるいい機会でした。職人さんたちは皆とても優しくてお茶目でした。 江戸の文化を実際に体験したり見たりして、東京という街に深みが出て見えてきた気がしました。
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2003年10月18日(土)
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