くさってる

中学生が虐待されていた事件。
さっき書いていたら怒りのあまり論文みたいに長くなっちゃったので、省く。
一言で言うと、誰も救ってくれない。ってことか(怒)。
本人が事実を隠すのは当然。怖いしプライドだってあるから。
親が隠すのも当然。犯罪者が、自分がやりましたってわざわざ捕まりにくるわけないもんね。
それなのに、家宅侵入罪とかで訴えられてるのを恐れて責任逃れをしている大人たちがなんと多いことか。抵抗を踏み越えて、助けてやろうという気持ちが子供を守る施設にいる人たちに必要なんじゃないですかね。

新聞で、「受け持ちの生徒じゃないのに、自分から挨拶してくれる先生がいて嬉しい」と投稿している中学生の記事を読みました。さも珍しい先生がいるという書き方です。これも目からうろこでした。コミュニケーションが取れていなくて、どうして生徒を指導できるんでしょうね。どうしてコミュニケーションも取れていないで生徒の家庭の状況がわかるって言うんだよ。なんか中学時代にウザがられても皆に挨拶して話し掛けて、怒る時は凄く怖い先生がいた。その先生は結局は皆に一番好かれていたし、今でも話題に上る。ああいう姿勢が必要なんじゃないですかねえ。先生だけじゃなくて、まわりの大人も。ていうか私も年齢的には大人だな・・・。

まだ怒りは収まりませんが、まとまらなくなってまいりましたので、この辺で。


今週読んだ本
「オーデュボンの祈り」
「ドグマ・マ=グロ」
「ハリガネムシ」
2004年01月28日(水)

浅草新春歌舞伎

浅草新春歌舞伎。
明日千秋楽です。
中村勘太郎、中村七之助、中村獅童、市川男女蔵、市川亀次郎が出演。若手の育成のためもあるのか、若い人が主役の企画なんだそうですね。
昨日いきなり行ってまいりました。
当日券狙いだったので、席は期待していなかったのですが、運良く花道の横の席を買う事ができ、かなり興奮気味で始まりました。
イヤー楽しかった。途中で訳わかんなくなった事もありますが、かなり理解はできました。
獅童さん目当てだったのですが、中村勘太郎さんがかなり上手くて、釘付けです。何せ初心者なので、歌舞伎特有の言葉づかいに慣れていないため、聞き取りにくい台詞は眠気を誘われてしまうのですが、勘太郎さんが出てくるだけで、引き締まるというか、すごく見やすい物になりました。なんだろう、声とかしぐさで伝わってくるものがありました。前回歌舞伎を観にいった時は、お父さんの勘九郎さんを観たのですが、なんかやっぱり親子なのか似ている所がある感じがしました。初心者の視点なので上手くいえないんですが、出てくるだけでわかるその存在感は凄いと思う。
獅童さんのかなり上手かったと思います。彼も出てくるだけで、きりっと引き締まる感じがしました。代々主役を張れない家なので、大きな役をもらえるのはすごい事だと友達が言っていたのですが、やっぱり実力があるからなんでしょうねー。

やっぱり日本の伝統はすばらしいです。難しいところもあるけどね。なんか楽しい一日でした。
2004年01月25日(日)

日々ノオト / kica

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