つれづれ

くるりの先行予約が取れた。取れると思ってなかったので、興奮気味。

学生になりてえよー。
それというのも、先日某大学の卒業式で、式から帰っていた4年生の姿が会社から見えるもんだから生ぬるく鑑賞していたのである。そしたら横断幕を掲げた集団が数名男女を取り囲み、「ありがとうございました!」攻撃や校歌斉唱などを行うではありませんか、囲まれた男女(部活の先輩なんであろう)は涙涙。最後には50名あまりの若者が抱き合い、うごめいていたのであります。これを見ると自分の学生時代のなんとドライであった事か(むしろ熱い奴は嫌いだった)。熱くなれるのは今この瞬間しかないのであれば、青臭い事の一つや二つしてやればよかったと思ったのであります。そして勉学にいそしむ時期はこの暇な時間しかありえないので、又勉学をしたいと思って学生に戻りたいと思ったのです。

京都にいきてえよー。
ていうかね、5月ぐらいに行く事にした。
いえもん(お茶)の100万円の京都豪遊したいね。
津川正彦並に(微妙な基準)。私的には高級旅館で宿泊プランは絶対にとります。あと御茶屋で遊ぶ。出来たら札束も投げ、いいおじさんのようにガハハと笑いたいもんだ。というわけでプレゼントの応募をしましょう。

あと自分の肩書きがデザイナーになった。
今までなんだったんだといわれると訳わかんないけど、名刺が出来て、デザイナーとかいてあったのである。それと同時に自分で作ったものが認められて一つ仕事が増える事となり、さらに同時に新人であった別の会社の人と比べられ、褒められたので、なんだか今日は珍しく労働に対する意欲がましてきたのでありました。うーん、でもやっぱり月曜日には出社拒否しそう。

明日こそ、グッバイレーニン見てきます。
2004年03月26日(金)

花とアリス ジョゼと虎と魚たち

財前の名言「心より恥じる」検索祭りです。
さいきん「ディックブルーナ展」の検索も多いです。是非観にいってください。

*「花とアリス」

岩井監督の作品って、切り取りたくなるシーンがたくさんあります。
空気をとっておきたいのです。
ドキュメンタリー的なとり方のところは好きじゃないんだけど、背景と人物が絶妙なバランスをみせる時がある。特に最後の方のバレエのシーンは今でも鮮明に思い出せるくらい良かったです。
今回の作品はコメディーぽくて凄く見やすかった(花の母親のシーンは今思い出しても笑える)。
でも心に残らない感じではなく、ほのかに何かが残る。自分が持っていた何かを思い出す。なんか美化された青春時代って感じもしますが、こんな風に見えてしまうほど、この時代は綺麗だった。いとおしかった気がします。

なんか鈴木杏ちゃんの泣き顔が望月花梨さんのマンガの登場人物ように泣くので、ドキッとしました。花とアリスを好きな人はきっと望月花梨さんのマンガも好きだと思います。

先輩役の郭くんやっぱりかっこいいですね。本当にこういう顔の人が高校時代好きだった(笑)。
蒼井優ちゃんもかわいかったー好きだー!
彼女の醸し出す雰囲気が好きでス。リリイシュシュの時もよかったし。今後の作品も期待大!

花とアリスHP

*「ジョゼと虎と魚たち」

かなり不純な動機で観にいった映画なんですが(友達共々)、かなり考えさせられた。
世の中どうにもならないものもあるんだけど、それを淡々と受け入れる事の強さを感じた。
ジョゼが凄く魅力的なこと、恒夫が本当に普通の男の子でリアルだった事、恒夫
の彼女がどうしても嫌な事(こういう人いるんだもん)、海の光が綺麗だった事、色々な事が思い出されて、なんだかチクチクします。ジョゼの宝物が一つ増えた。それが遠くにいってしまっただけだと、そう思いたいけどやりきれない。ジョゼの電機車椅子の速度が意外に早かったことが救われた。わけわからんけど、安心した。
恒夫の甘い瞳とか、濁った瞳が忘れられん。泣いてくれてよかった。
ジョゼの厚焼き玉子が食べたい。

妻夫木くんと池脇さん良いねー。二人でいるシーンの自然な事には驚いた。

こういう日本映画って中々なかったと思います。泣かせよう、とか感動させようって言う押し付けが無くって外国映画のような雰囲気だった。
ジョゼがたまに可愛いなあと思ったら、スタイリストが伊賀大介さんだったのねー。納得いたしました。

ジョゼと虎と魚たちHP

この2本を見て、これからの日本映画が凄く楽しみになった。
2004年03月21日(日)

日々ノオト / kica

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