イラク5人

人質無事に解放されて良かったと思います。
先に解放された3人の様子をみて正直胸糞悪くなったり、彼らの家族が妙にマスコミ慣れしている(後に解放された2人の家族と比べるとかなりの違い)事をみて疑問に思ったりしました。あと解放されたときのサッカーでゴールが決まった時みたいな喜びようとか、なんか引いちゃったよ。
それでも、人命が救出されたことは喜ばしい。異常事態だから私たちの想像できる範囲の言動が出来るとは限らないしね。

でも彼らはもうイラクに行くべきではない気がする。これだけ、世間を騒がせ私たちの税金を使ったわけです。イラクの人たちの役に立ちたいという気持ちは立派だけど、自分の身を守る努力をする事は戦火の中では重要な事だ。彼らの命はいくらでも取引の価値がある。それを自覚して充分な用意をしていくべきだよなあ。

人の為に活動して、救われた人たちの心に残るってことはすばらしいことです。
でも、本人が人質にとられ亡くなったりでもしたら、その救われた人たちの心の傷はもっと深くなるのです。人の心に残る活動をする事はそれだけの「責任」が必要なんだと思います。責任が取れない幼稚な奴が人を救えるんですか?
日本でぬくぬく平和温泉に使っている私がどうこう言っても机上の空論なのですが・・・・。

比べるべきではないけど、北朝鮮の拉致被害者のご家族の方々がいかに我慢を重ねてきたかを今回の事件で再認識したね。今の事件の何倍も批判の声や嫌がらせがあったと思うよ。やっと前進したのに、また足踏み状態。この問題も早急に解決していただきたいと願います。
2004年04月17日(土)

最中

「ささま」の最中は美味い。
東京神田神保町のすずらん通りの果てにひっそりとある和菓子屋なんですが、
ひっそりしすぎてちょっと入りづらい。多分、若者には特に。最中で有名なお店でよく雑誌にも載っていますね。雑誌に載っているところなんぞ行くもんかと言うひねくれ精神を持ち合わせている私は学生時代も断固としていかなかった。

しかし、先日仕事がぽっかりと空いてしまい、真昼にお休み時間を頂いた。
日光を浴びるのは何年ぶりかというほど(ウソ)、日光を感じ、生きている感覚ってこんな感じ?と頬をバラ色に染めて神保町界隈を練り歩いたのであります。
いつも行っている古本屋で芥川龍之介全集を買うか買うまいか、デザインテクニックの本を買うか買うまいか悩みながら歩いているとふと、「ささま」にたどり着いた。
その勢いで入店すると優しげなおばさんが出てきて、私は最中を買った。
ウキウキついでにデザイン本をゲットし、会社に帰ってお茶を入れて皆で食べた。
感動するほど美味かった。
疲れた体にしみこむ甘味。それなのに後に残らない。
正直言って最中にはあんまり興味が無かったのだが、これは10個でもいけそうな勢い。
やっぱり有名店は美味い。ひねくれ精神を正された一日でした。

2004年04月16日(金)

日々ノオト / kica

My追加