バカバカ

あーマジで自分が嫌になるミスをしでかしました。
どうしようどうしよう…とあわあわしています。
ベッドに入って「あっ」と気づいたときの心拍数と血圧の上がり具合がものすごかったです。
さっきまで「冷房のつけてないのに寒い」とか思って布団を3枚もかけていたのに、いまは汗だく。カッカしています。
ネットで調べたらなんとかなりそうだけど、このネタ2002年のなんですけど!だいじょうぶなんですか?とパソコンに語りかける始末。
本でもぱらぱら調べましたが、大丈夫なはず(この本が古くなければ)。
今までの自分の行動が無に帰する寸前です。
泣きそうというか腹が立ってそこらじゅうを叫びながら走り回りたい気分。
そわそわして朝まで眠れそうにありません。
ああ、母に怒られる…良い歳のくせに親にビビる私。
そわそわそわそわそわそわそわそわそわ。

なにをミスったかって?…ご想像にお任せします。
そわそわそわそわそわそわそわそわそわ。
あー!ばかばか。
2005年07月01日(金)

凝縮

三島由紀夫の「憂国」を読んだ。
「花ざかりの森」などとともに収録されている短編集の一編。

2.26事件の後、自害をした中尉夫婦の自害に至るまでの数日を描いています。
死を覚悟したからこその凝縮された生の実感が力強く描かれています。妻の輝くような美しさがさらにそれを高めています。
自害のシーンの描写が生々しく力強く、こちらも痛みを感じるほどひりひりしました。
妻の着た白無垢が鮮やかに血で染められる描写に鳥肌が立ちました。
読んだ後、頭痛がしました。
嫌いではないですが、それだけパワーのある作品なのでしょう。

作家本人に対しては、ここまでわかって書いておきながら、自害しなくちゃならんのだと思う次第であります。たまに映像としてみる自衛隊駐屯所(?)でハチマキをして演説している三島由紀夫を思いました。母は会社で実況中継でみていたらしいです。当時は大騒ぎで、現場に近かった母の会社の幾人かは見に行ったとか。

この「憂国」は三島自身が映像化しており、映像美が素晴らしいと評価も高い作品なのですが、遺族の意向でフィルムは全部焼かれてしまっており、見る事はかなわないそうです(一部研究者が所持との噂も)。
短編集に最初に「憂国」のワンシーンの写真が掲載してあるのですが、濃密で(確かに映像は綺麗そうです)、映像にしたらちょっと見る勇気がありません。
2005年06月29日(水)

日々ノオト / kica

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