夢中夜
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***この間は夢***ほかは現実です、たぶん。
*** 親戚の子におもちゃのピストルを買ってあげようとした。 引き金を引き、かたさを確かめていると、遊んでいるうちに金属の間に指を挟んでしまうおそれがある気がした。 そこでかわりに剣を選ばせ、買ってあげようとした。 ***
*** 飛行機は、宇宙を飛んでいた。 地球らしき星の上に貼り付いている、 果てしのない砂漠の上空を飛んでいた。
大陸をいくつ繋げても、砂漠は止まず、 刻一刻と変化しながら、眼下で芸術を繰り広げていた。
それは、美しくって、おそろしくって、近寄りがたい姿だった。 惑星ではすべてが嵐のように暴走していると思った。 自然も、時間も、大きな怪物の体の一部で、 一部といえど、血液や心臓のように激しくうごいていると思った。
飛行機の窓から静かにみつめて、 それでも、これからあそこに降りるのだな、と感じた。 ***
*** 身も心も軽くて 廊下をかけて自由を感じていた。 校舎は暗かったけれど、窓から光がさしていた。 自分は高校2年生で、これから先はわからない! という実感が、なぜかあった。 通りすがった友だちも、高2の頃の姿をしていた。 ***
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きみの星はやみの夜に輝いている
(Carl Hilty)
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