夢中夜
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***この間は夢***ほかは現実です、たぶん。
*** 学校から出てきたバスが、屋根も壁もないバスで、 座席はソファーがてきとうに配置されているだけだった。 ***
*** 毎朝、急いで電車に乗る。 だけれど、翌朝にはリセットされている。 だから今日もまた、急いで駅へ向かう。 ***
波が堤防に砕ける音が轟く。 道路が水浸しになって、海水がどろどろと揺れる。
空には星が出ていた。 「あの星はなんという名前でしたかね」ときかれて 「カシオペアです」と答えた。 「いつも忘れて、人に聞くんです」と言って笑っていた。
江ノ島の方に、やけに明るい光があった。 「なんでしょうね」 私には分からなかった。 光りのところへ行ってみたいと思った。 もう一度聞かれたときに答えたいと思った。
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きみの星はやみの夜に輝いている
(Carl Hilty)
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