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「ジゼル」 - 2002年05月01日(水)

そういえば先日、懸賞に当たった友人がバレエに誘ってくれて 韓国国立バレエ団の「ジゼル」を観に東京文化会館に行って来た。 「ジゼル」を知らない方の為に、下にあらすじを写しておこう♪
(−∇−) ナントその日は、何をやるのかも知らずに上野へ行ったのだった。 「ジゼル」って名前は知ってるけど内容も知らなかったし・・・ 誘ってくれた本人も、何も分かってない(なぜ懸賞応募したの?) とういう訳で、当然ストーリーはちんぷんかんぷん。 隣の人が拍手したらつられて拍手!!! 1幕の最後に主人公のジゼルが死んでしまう。 「・・・!?なんでそこで死ぬの??(ジゼルは心臓が弱かったらしい)」 2幕はお墓の前。 「あの妖精、何だ???(ウィリの女王の事)」
それでも、韓国国立バレエ団は、素晴らしかった!!!! とにかく、暖かくって癒された。 そんでもって、バレエにはまってしまったらしい私。 毎晩夢の中で踊ってる・・・(起きたら疲れてる) とりあえず、有名どころの「白鳥の湖」「くるみ割人形」観たいなぁ♪
【 第1幕 】 封建社会制度によって、人間の身分に上下の差別が厳しく定められていた、中世のドイツ。 ぶどう畑が連なるチウリンジアの丘の谷間を縫って流れるラインのほとりに、ジゼルという美しい百姓娘が、働き者の母親とたった二人で、平和にひっそりと暮していた。 その娘を見染めた、シレジアの侯爵アルブレヒトは、身分を偽り、名前もロイスと変えて、ジゼルの家向いの空小屋を借りて恋の逢瀬のてだてにした。 爽やかな秋の朝の訪れ・・・忍ぶ恋の逢瀬に胸をときめかせ、アルブレヒトが、人目を避けて城からこの森の小屋に来るところから、このバレエは始まる。 ジゼルをひたむきに愛しているもう一人の男、ヒラリオン、屈強なこの男は領主の狩猟地の番人でした。しかし、ヒラリオンは胸のうちを素直に打ち明けられず、一人悩んでいた。今朝もジゼルを訪ねてくる途中、偶然に見かけたアルブレヒトに不審を抱くが、それが恋敵とは露知らず、愛の印の心盡しを戸口に残して立ち去っていく。 それと入れ違いに、小屋で百姓姿に身支度を整えたアルブレヒトがジゼルを誘いに現れる。その無分別な恋を思い止まらせたいと、夜のうちから小屋に来て、主人を待っていた忠実な従者ウイルフリードが、主人の身分を思いやって、百姓娘との恋を諌める。 忠実な従者の忠告にも耳を貸そうとせず、彼を追い返したアルブレヒトは身も心も軽く、自由になって娘を呼び出す。そして、互いに愛し合う若い恋人たちは、母の眼を盗んで、誰からも邪魔されずにしばしの間楽しい時を過す。 アルブレヒトの愛の誓いに、ジゼルは不吉な夢を見たので、その誓いが真実かどうか、花に託して二人の恋を占う。「愛している」「いない」と、摘む花びらの一ひら毎に、不吉な夢の不安が募ってジゼルは占いをやめて沈むが、アルブレヒトに慰められて無邪気な明るさを取戻す。そこへ、引き返してきたヒラリオンが二人の語らいを見る。押さえきれぬ嫉妬にかられて思わずジゼルの前に立ちふさがる。ジゼルは、ヒラリオンの唐突な愛の告白を聞いて戸惑う。煩わしい私事にかかわるまいと、身を引いて事の始終を見守っていたアルブレヒトは、その場を見かねて、執拗にジゼルに迫る森番を遮る。ヒラリオンは甘くみくびっていた若者の隙のない技にたじろいで、恨みを残して立ち去って行く。 気まずい思いの後、取り入れのぶどう畑で働いていた村の娘たちがジゼルを誘いに来るが、踊り好きなジゼルに誘われて、〈ワルツ〉を踊って遊ぶ。 一方、ジゼルの母親は日頃から心臓の弱い娘の身を案じて、過激な運動や昂奮を避けるように気を配っていた。そして、踊り好きな娘に昔から語り継がれてきた〈ウィリ〉の話を言い聞かせていました。〈ウィリ〉というのは、踊り子たちの幽霊伝説です。ウィリは結婚式をあげる前に死んだ花嫁達の霊魂が、墓の中でじっと眠っている事が出来ず、死せる心の中に、死せる足に、生前自分で十分満足させる事が出来なかった踊りの喜びが今なお生き続け、夜中に地上に上がってきて、群れをなして踊る。そして、でくわした若い男を捕らえ、踊りに誘い、休む暇もあらばこそ、踊りに踊りぬいて、若い男を取り殺してしまう。 母親から、「お前は心臓が弱いのだから、踊ってはいけない、踊っていると、今に死んでウィリになる」と言われて、母親思いのジゼルはアルブレヒトに心を残しながらも素直に家に帰るのでした。 村娘たちもぶどう畑に去って、一人残ったアルブレヒトは、領主の狩の角笛を聞いて、身を森の中に隠す。冷静を取戻したヒラリオンは、先程の事を詫びて、ジゼルに想いを今一度聞いてもらいたいと深刻な気持ちで引き返してくる。しかし、何か秘密が隠されているように思えてならない恋敵の事が気がかりに思え、人影のないのを幸いに、アルブレヒトの小屋に忍び込む。 領主とその娘バチルドの狩の一行が、休息の為にこの谷間を訪れる。バチルドは身分のつりあうアルブレヒトの婚約者でした。領主から休息の場を所望されたジゼル一家は、思いのかけぬ貴族一行を迎えて丁重にもてなす。バチルドは美しく可憐な百姓娘に心引かれ、父親と共に、暫くジゼルの家を借りて休む事になり、狩の一行は近くの休憩の場へと去る。森で領主に会ったばかりに、心ならずも狩の一行に加わった忠実な従者、ウイルフリードは領主から頼まれた合図の角笛をジゼルの家の戸口に残して、アルブレヒトの事を案じて、探しに出かけていく。 小屋の中で恋敵の秘密を暴く証拠の剣を手に入れたヒラリオンは、復讐に胸躍らせる。 やがて、谷間はぶどうの収穫を祝う村の祭りの人々で賑わう。
〈ぶどう収穫人の行進曲〉、ジゼルがバッカスの祭りの女王に選ばれ、母親からも踊る事を許されて、晴れて収穫を祝う舞いを踊る。〈ジゼルのヴァリエーション〉、〈村の若者のグラン・パ・ド・ドゥ〉、ジゼルの家で糸紡ぎをして働いているジゼルの友達が踊る〈パ・ド・シス〉に、村人たちが加わっての〈ギャロップ〉に祭りの賑わいは次第に高まっていく。 祭りに引かれ、心を許したアルブレヒトも祭りの女王に選ばれたジゼルの手をとって踊りの先頭に立った。 その時、ヒラリオンが村の衆の面前で、剣を証拠に恋敵の身分を明かす。ジゼルのアルブレヒトへの信頼と希望は次第に崩れてゆき、バチルドが紛れもない婚約者と知って、ジゼルの血は逆流する。 絶望の果てに狂ったジゼルは生涯にたった一度の恋の記憶をたどりつつ、市の世界から囁きかけるウイリの呼ぶ声に導かれるように、ついにアルブレヒトの腕の中で、あまりにも強い衝撃に耐えかねた心臓の鼓動は切れ、息絶える。
【 第二幕 】 ジゼルの悲劇的な死から幾日か過ぎたある夜。人里を遠く離れた湿地の森陰の墓地に教会の鐘が夜半を告げる。 悄然とヒラリオンがただ一人、ジゼルの新しい墓を訪れてくる。彼は墓の下に眠るジゼルに、深い悔恨に苦しみ続ける慕情を訴えかけるが、やがて妖しく燃える鬼火に追われて深い森の闇に迷い込んでいく。 蒼い月の光りが冴える森の茂りを抜けて、ウイリの女王ミルタが姿を現す。ミルタはミルトルの枝を取って、結婚を前に不幸に死んだ踊りの好きな娘たちの迷える魂を呼び集めて、ウイリの祭りの儀式を開く。 やがて、ミルタはウイリ達をジゼルの墓に呼び集め、ミルトルの枝をかざしてジゼルの魂を呼び出し、ウイリの霊魂を吹き込んで、新しい仲間に加える。 ジゼルの魂はウイリの力を得ると、地を離れ、次第に高く飛翔して森に飛び去り、ウイリたちは近づく人の気配に姿をかき消す。 悲しみにやつれたアルブレヒトが、くる道々に摘んだカイユの花を胸に抱いて、ジゼルの墓を捜し求めて墓地を訪れる。一人墓にぬかずくアルブレヒトは、ふとジゼルの呼びかける霊感を受け、魂あるならば姿を見せよと、ジゼルの幻影を呼びながら墓地をさまよう。 呼び合う愛の心に結ばれて、ジゼルはウイリの霊感を越え、やさしい幻影となってアルブレヒトに近づき、愛のしるしの水辺の花を手渡して、ウイリたちが待ち受けているこの墓地に長くとどまらぬようにと願って、彼を安全な場所へと導いていく。 そこへ、ヒラリオンがウイリたちに追い詰められてきて、息絶えるまで踊り狂わされた揚句に、命乞いもむなしく沼に突き落とされて殺される。残酷な饗宴に狂ったウイリたちは、次の生贄を捕えようと、アルブレヒトのあとを追う。ウイリ達の祭典の場に誘いよせられたアルブレヒトを救おうと、ウイリの魂よりも強い人間の愛の心を蘇らせたジゼルは、妖精たちが何よりも怖れる十字架の型をした墓の前に彼を導く。 ミルタは異教の神々に祈り、呪文を唱えて魔法の枝をかざし、キリストの神の力にすがる二人を十字架の墓から引き離そうとするが、魔法の枝は神の怒りを受けて折れる。 ミルタはジゼルのウイリの魂に呼びかけて、犠牲を誘う踊りを命ずる。掟にしたがってジゼルは踊り、その踊りに誘われたアルブレヒトは十字架を離れて、ウイリ達の祭典の場に足を踏み入れ、ジゼルに近づく。 ジゼルとアルブレヒトは、ウイリ達の囲みに閉ざされて、現世を越えた愛の絆に結ばれながら、アルブレヒトの命乞いを一心に願って祈るジゼルと共に踊り続ける。踊り狂わされて、アルブレヒトが精根尽き果てて倒れ、まさにウイリ達の犠牲になろうとした時、夜明けを告げる四つの教会の鐘が森に遠く響き、夜の闇は朝のきざしの光りに破れる。 ジゼルの愛の苦斗は救われ、ウイリ達は湿った灯心草の茂りの墓の中に帰っていく。アルブレヒトは墓に引き寄せられるように帰っていくジゼルの幻影をしばしも止めたいと願って抱き寄せるが、生と死の境を隔てた愛はむなしく、ジゼルの幻影は彼の腕の中から抜けて、最後の別れを惜しみながら消えていく。 朝の光りは森の梢に広がり、そのたぎる光で天空を覆っていく。アルブレヒトはジゼルの愛情を胸に、永遠の別れの痛みに時が止まったように墓の前に立ち尽くす。

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