* ゆきの日記 * . . .by ゆき



TIAA当日 - 2002年06月30日(日)



朝は結構さわやかに目覚めた♪
夜飲んだ薬のおかげで、微熱は続いてるけど気にならないくらい気分は良い。
ていうか、緊張しすぎてて、何も気にならない(−∇−;
会場が遠いから家を出るのはちょっと早め。

今日は父が娘の演奏を初めて聴きに行くのだ!
まるで家族旅行のようなノリで、わいわい出発!
柏駅でトイレに行きたくなった。掃除中だったので、我慢。
渋谷からバスに乗ろうと、渋谷に着いた・・・またまたトイレ掃除中。
チラシには「渋谷西口からバス」と書いてある。
「洗足駅行」を探す事15分。52番のバス停が無い(@◇@)
ようやく元の場所に戻って、聞いたら・・「この建物の裏にあるよ」
(後から出演者用の案内を見たら、ちゃんと「東口」って書いてあった)
早目に出てきて良かったけど(^^; 膀胱炎になるかと思った(涙)
あと、娘がもうすぐ本番で緊張してるっつーのに、夫婦喧嘩はやめとくれ。

会場に着き、受付を済ませて父母と別れ、一人楽屋へ。
楽屋の中では、ソプラノ、フルートトリオが音(声)出ししていた。
持ち運べる楽器って、いいなぁ・・ピアノはこういう時一番辛い。
「コンサート」って名前つけるんだったら、リハぐらいあっても良いんじゃないかい?って思ったけど・・条件は皆同じ!

2部はピアノが2人に、ソプラノ、バリチューバアンサンブル、フルートトリオ・・前の人もピアノで、しかも名前が同じ(笑)
同じ曲じゃなくて良かった〜(−∇−;

前の人が演奏始めてから名前を呼ばれて舞台袖へ。
ふ〜ん。大ホールの割に、ステージが小さいかも?ちょっと安心。
前の「ゆきえさん」は、ショパンのバラード3番。ひたすら下を向いて
弾きずらそうに弾いてるな〜 緊張でカチカチなのか、鍵盤固いのか・・
音が硬い。ミスが多い。調子悪いのか?ピアノが悪いのか?どきどき・・・

係の人が「どうぞ!」
あぁ、何ナノこの緊張は・・・今までに経験した事の無い種類の緊張・・・
多分、誰ともしゃべらずにステージまで来たからだ。ふむ。ソロって孤独なのね。
ん!?靴すべるのはいてきちゃったΣ(@@ ・・気付いてももう遅い!
お辞儀は優雅に(バッチリ)、

練習の80%くらいの力は出せたカナ?
弾き込んで無い「亜麻色の髪のおとめ」は、緊張のあまり頭が真っ白になった御陰で、音を思い出しながらの演奏(涙) あまり、流れが良くなかったかもしれないな・・最後の方即興演奏したし(汗)
「喜びの島」は、先月からだいぶ弾き込んで調整してきたから、細かいミスをあげればきりがないけど、全体の雰囲気は思う通りに出せたと思う。

足が別の生き物みたいに震える緊張、初めて味わった。
おまけに滑る靴のおかげで、弱音ペダルは踏み損ねるし・・これまでにくぐってきた修羅場を思い出し(笑)ハプニングは表情変えずに何とか乗り越えた!
客観的に音を聴けてたから、大きな破綻も無かったし・・
直前の各声部に分けた練習が、少しは役に立ったみたいだった。

聴きに来てくれた人たち(皆さん遠くから・・本当に嬉しかった!)の感想も
「雰囲気が良く出ていた」という事で、メデタシメデタシ♪
今の私にはそれで十分♪次はもっと上を目指して頑張ろう o(^^)o
そして、初めてステージの娘を見た父(メガネをかけて一生懸命見ていたらしい)
感想は?と聞いたら、「わからん(きっぱり)。」・・やっぱりね。。
来てくれただけで、嬉しいよ!帰りは重い荷物も持ってもらい、両親様サマだった。(欲を言えば、行きに持って欲しかった)

目黒区公会堂は、都内に古くからあるホールで、今年の秋で閉鎖になってしまう。
鍵盤の黄ばんだピアノには、とても歴史を感じた。周りの人たちが「鍵盤が固い」「響かない」と言っている割には、全然固くなかったし、響きも作りやすくて、弾きやすかった。相性が良かったのかもしれない。ちょっと幸せだった。
初対面で、もう二度と出会う事のないピアノ・・・
緊張しながらも、なんだか、しみじみと弾いてしまった。

来週の日曜は、ソプラノMちゃんの伴奏で
「さくら横町」「恋とはどんなものかしら」・・・間に合わせねば!!


...



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