昨日はつい日記書かずに寝てしまひましたわ。 昨日は劇団フライングステージの公演を観に行ったのです。 なんか大勢で行きまして(14人か?)ロクロク話して無い人もいたのですが。
中貫思い切り遅刻しまして開演ギリギリまで人を待たせてしまいました。 ほんとすみません(T.T) ついついインテリアデザインに呆けてて…(ついじゃねーよ)
ま、それはともかく(おい)お芝居ですが トリックというタイトルで 複数の嘘をつくシーンの出て来るお芝居で 最初は観客にも嘘をついているんですよね。 観てるうちにまた違う嘘が出てきたりしてどれが本当の話で どれが嘘なのかが絡み合ってわからなくなってしまう感じが すごく面白かったです。 ゲイの恋愛は必ず入っていますが今回は昔亡くなった恋人との ちゃんと終われなかった恋が出てきてなんかノスタルジー風味でしたね。 今回は嘘がテーマでしたけどフライングステージには毎回嘘をつく人が出て来る気がします。 「夢を諦めて若かった頃の自分を馬鹿にして大人になったフリをする大人」 っていうのが多い気がするな。 でも大人のフリなんてしなくてもいいんだよ、みたいな。
なんだか自分の漫画の仕事とも重ね合わせて考えてしまうことも多いんですよ。 今後もし私がほされて仕事が無くなった時に私はどうするだろう?とか。 「もう漫画なんて興味ないから」と嘘をつくかな? (そう言うとしたら嘘であることを私は自分で知っている) でもそんなかっこつけは何もならないよね。 かっこつけても救われるのは自尊心だけで描きたい自分を救うことはできないから。 「仕事をください!」っていくらでも頭を下げて編集部を回れる覚悟を持とうと思うのです。 絵がダメ話がダメとそれまでやってきた仕事を全否定されたとしても変なプライドは捨てて最初からやり直す。 どんなに安い仕事でも一生懸命する。
もしも漫画をやめるか続けるか。 そんな岐路に立った時どうやってでも漫画に食い下がる自分であろうと思います。
うーん、人生論まで考えさせられたフライングステージだったのでした。
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