| 2004年01月24日(土) |
こんなん出ましたけど |
なんでもないようなことが幸せだったと思う〜♪ って歌詞は真実だよな… 私は陣痛じゃない時間はいかに毎日幸せだったか分かりました…
で、今日の日記も長いよ…
午前1時。 子宮口は8センチ。 お産では極期と言われる、最も苦しい時間の到来です。 痛みは2分おき。 ていうか、痛く無い時なんかないです。 ただひたすら痛い間に叫びたくなるような痛みの時が来るってことです。 なんだか痛みのあまり無口になっていく…
私の陣痛は、太い剣を背中の腰から下腹にかけて何度も刺されているような感覚でした。 なんかこう、剣持ったモンスターがてってってと走り寄って来てドスドス刺してくるというか… 頭のなかで、刺された自分がグギャ〜ッて悲鳴あげてるのを想像してました。 そんなことを相方に話す気力もない陣痛タイムでしたが…
でもこの時間何が苦しいって、いきみたいのにいきんではいけないということです。 でっかい痛みの塊が、ずんずん下がっているのが分かるし一気に出してしまいたい。 けれど、まだ力を入れてはいけない… いきみを逃がさなくちゃいけないのです。
子宮口が開かないうちにいきんでしまうと子宮口が裂けて大出血してしまったり、 赤ちゃんが開いて無い子宮口に追い詰められて息がつまってしまうかもしれないとか…
うぅ〜む…恐ろしいことです(- -; そんなわけでグググッと押し寄せる痛みの時、無理矢理息を吐いて耐える…
皆さん、○ンコする時は息止めて出しますよね? ○ンコしたい時は息止めて出したくなりますよね? お産もそ〜なんです。 すごく、息止めてふんばりたくなるんです。 でも息を止めちゃいけない… 出口寸前まで迫った○ンコを出さないよう、息を吐き続けなくちゃいけない… それが極期の苦しさなんです。
どーしても『ぐぐっ』と息を止めたくなる… 密かに少し息を止めていると、相方が「ほら、フーッフーッ!」と息吐きを促す。 (ありがたいんだけど、正直憎くも感じたよ相方…) 目をつむって、3回の痛みに耐えて時計を見ると10分しか経ってない… 自分の感覚だと絶対30分は経ってる気がしてるのに〜っ そんな地獄の時間が本当に長く感じました。
口を開けば 「こんな痛みが一生続くようなら死んだ方がましだ」 「辛い…死ぬかも…多分死ぬよもうすぐ…」 と言い続ける私。
相方「こんなネガティブなお産初めて見た。テレビだとみんな『子供のために頑張ります!』とか『もうすぐ赤ちゃんに会えるのね!』とか言ってんじゃん」
う、うるせぇ〜… そりゃテレビが来てるから言ってるだけだろうがよ〜… こちとら痛くってそんな前向きな小芝居してる場合じゃねーんだよ、へっ! 明日なんてあるもんか。未来なんてないんだぁ〜…
どろどろと湧いてくる黒心を隠す余裕もない私であった。 痛いのってこんなにも心を荒ませるものなのですね。 人間、極限になるほど本性があらわれてくるものかもしれません。 はっ、ひょっとしてこれが初めてのマタニティーブルーか?(ちょっと違う気もする)
途中何度も意識が飛びそうになりながらも気付けば午前3時。 果たして子宮口の大きさは!
「8センチから9センチってとこですね」
ひいいぃぃ! なんですかその『8センチから』っていう言葉は! 2時間前から8センチじゃないですか! ほんとは9センチに全然満たないんですか?わあぁぁん!(TロT)
私の嘆きが伝わったのか、 「でも、いきんだら広がるかも。ちょっと息止めていきんでみてくださいな。」 と言ってくれる看護婦さん。
おぉ!いきんでいいんですか!? 本当にいいんですね! いきます! �逼匹イァ繊繊繊繊繊舛鵑辰�
「あ、9センチになりました。いけるかも」
本当ですか! っていうか、やっぱり9センチいってなかったんかい!
「もう少しいきんだら全開するかもしれませんね。分娩室行きます?」
行きます行きますっ! やっといきんでいいんですねっ! (分娩室でのいきみもそれはそれで大変でしたが、本当に一番辛かったのはこのいきんじゃいけない極期でした)
ついに分娩台に乗る私。 足を袋に包んで固定し、横になって左右のハンドルみたいなものを掴むよう指示されます。 そしてまたお腹に胎動を計るベルトが巻かれ、会陰切開に備えて剃毛を受ける。 『これで最後だ。これでもうすぐ終わるんだ…』とちょっと安心。 しかし私にはひとつだけ一番の心配事が…
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