先日、夫の友人の誘いで【世界の絵本展】に行ってきました。その中でのお話のひとつに「メリケン粉の人形」という物がありました。 男は2人の妻を病気で亡くしていたが3人目の妻はいつまでも美しくそして健康だった。ある日男は妻に聞く。「どうしていつまでも美しく健康でいられるのだ?」 妻はメリケン粉で人形を作り出す。「毎日この人形に話し掛けるのよ。今日は何からはじめようかしら?昨日はこんなことがあったのよ。」そして人形を引き裂いた。中からどす黒い物が出てきた。「誰かに心で思っていること、感じていることを聞いてもらわないとこの黒いものは私の中に溜まっていくのよ。」それを聞いた男は妻のためにたくさんの友人を家に呼んだり子供を作ったりしていつまでも幸せにくらしましたとさ。という話だった。 私は地元から300kmほど離れた土地に嫁いでいます。周りには友人もいません。たまに地元の友達にメールで愚痴を聞いてもらいますが、それでもどす黒い物は溜まっていく一方です。だからこの日記を書くことにしました。この日記が私の「メリケン粉の人形」です。
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