【いせひでこ 偕成社】ゴッホの弟テオの視点の絵本。二人の足跡を叙情的に描く内容で、具体的なエピソードもほとんどないし、そもそも二人の名前も記されていない。あとがきで「にいさんは、ぼくのすべて、ぼくだけのにいさんだったのです!」というテオの手紙が引用されているように、絵本もその言葉に沿った内容。この兄弟はどうしてこんなに強固な絆で結ばれているのか、ずっと気になってるんですよねぇ。他にも色々読んでみたいです。