なにはなくともテレビジョン。
まあち



 丸くなったような気がする

長渕剛の新曲『しあわせになろうよ』をテレビで見た。
彼の曲はテレビで見るくらいなのでこの一曲だけで決めちゃうのは強引かもしれないけど、
なんだか、角が取れて丸くなったような印象を受けた。
長淵剛と言うとドラマ『とんぼ』『しゃぼん玉』とか、少し前の出来事とかがインパクトがあったし。

何よりも印象深いのが、10年くらい前の彼の歌『Captain of the ship』。
ちょっと前にものまね番組でくりぃむしちゅーの上田君も真似していたから知ってる人もいるでしょう。

最初にこの歌を聴いたのは、当時バイトしていた中古CDショップ(仕事中有線が流れてた)。
その時は「なんか凄い壮大な歌だなー、チカラ入ってるなぁ長渕剛」と思ったのだ。

この歌聴いてしばらくしたある日、『ガキの使いやあらへんで!』を見ていたら、
後半トークの時松っちゃんがこの歌を取り上げて、
「この歌聴いてるとなんか長淵剛に説教されているような気になってくる」と言っていた。
あまりにもドンピシャな指摘に大笑いしちゃった(ファンの人すみません)。

(話ズレるけど、私が好きなアルフィーも説教っぽい歌歌うけど感じが違う。
 アルフィーの歌は、肩に両手を乗せられて「この曲聴いて頑張れ!」って感じ。
 長淵剛は胸倉つかまれて「オラァこの曲聴けっ!」って感じ。(あくまで私のイメージです念の為)
 でも両方とも主張してる事は根本的に同じだと思う)

数日後、いつものように店番してたら、また有線でこの曲がかかった。
曲の半分くらいで、お店にいた男子高校生二人組が
「なぁ、この歌、この間『ガキの使い』で松っちゃんが言ってたヤツじゃねぇの?」
「・・・おぉ、そうだ、絶対そうだよ!!」と二人で盛り上がりはじめた。
私もあの子達の話の輪に入りたかったけど入れない(店番一人だった)ので(笑)
肩プルプル震わせて笑いをこらえるしかなかった・・・。

この歌は、後日私の友達の友達Tちゃんがもっとドンピシャな指摘をしている。

「この歌さぁ、長淵剛がだんだん丹下段平になっていっちゃうの」

Tちゃんナイス!!と思ったね(笑)



2003年05月22日(木)
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