なにはなくともテレビジョン。
まあち



 流転の王妃・最後の皇弟

テレビ朝日開局45周年記念特別番組。
今年は各テレビ局開局節目なのでこういった冠がつくことが多いですね
(フジの『白い巨塔』やテレ東のラグビーもこういう冠がついていたので)。

ドラマ全体を見終わってなんですが・・・。
テレビ朝日があの時代のドラマを作るとああいう描写になるのかなーなんて、それは穿った見方ですね。
常盤貴子と竹之内豊のラブストーリーなんだっ、という視点だけで見たら、
ラブストーリーとしてはなかなか面白いドラマだったと思います。
このドラマは「史実に基づいて作られたフィクション」なので、
実際はどういう感じであったのかも少し知りたくなりました。
機会があったら実際に愛新覚羅浩さんや溥傑さんがお書きになった本を読んでみようと思います。

実在の登場人物一人一人がそれこそ『流転』の人生を過ごし、
その人一人でこういうドラマが作られてもいいくらいの人物ばかりだったので、
主役は浩さんと溥傑さんなんだから仕方ないとわかっていても、
他の登場人物の描き方がなんとなく消化不足だったような気がします。まぁ仕方ないか・・・。

そんな事を思いながら見ていたわけですが、色んな事を考えてしまったりして(笑)

何年か前にフジで『さよなら李香蘭』ってドラマがあったんですが、
そのドラマの配役が今思うとちょっとクスッとしちゃう配役だったなぁと思い出したり。
ちなみに
『流転・・・』の李香蘭は天海祐希、『さよなら』は沢口靖子(←これは両方とも特に違和感ナシ)。
同様に前者での甘粕理事は竹中直人、後者では片岡鶴太郎。
そして、前者での川島芳子は江角マキコ、後者が山田邦子。
その当時の役者さんの背景もあるけど、『さよなら李香蘭』の配役っていかにもフジっぽいでしょ?(笑)
でも邦ちゃんの川島芳子、なかなかカッコよかったですよ。

なお見つつ、色んなこと考えちゃって(笑)

仲村トオルはなんか前にもこんな軍人役で見たことあるな〜と考えてたら、
そうだ!2年前のフジ(まただ)の『愛と青春のタカラヅカ』でこういう凛々しいいい人の将校役だったな〜、
あっ、そういえばこのドラマにも木村佳乃が出てたな〜とか、
あれ?天海祐希は?と思ったけどあの人はホンモノのタカラジェンヌだったんだ!とか(笑)

仲村トオルっていつも冷静沈着でイイ人の役が多いな〜、
たまにはデビュー作のようなハジケた役をやればいいのにな〜、
でも私が見た仲村トオルが関わった仕事で一番意外性の高かったのは
『メイシーちゃん』のナレーションだったな〜、とか(笑)

北村総一郎はいつ面白おかしい事を言い出すのか(←某刑事ドラマとバラエティの見すぎ)とか、

最初の常盤ちゃんと妹が乗馬をするシーンで
「あれ?常盤ちゃんの妹役が渡辺満里奈??なんか年齢設定変だな〜」と思ったら
妹役は渡辺満里奈ではなく、岩崎ひろみで私の見間違いだったとか・・・。


ほんっとにどうでもいいことをダラダラと考えつつ見てたら5時間30分は意外と早かったです(^^;)

2003年12月01日(月)
初日 最新 目次 MAIL HOME