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■ “恐怖の・・・”
電車に乗ってしばらくすると、気分が悪くなってきた。
おかしいなぁ。 私、電車酔いなんて、今まで一度もしたことないんだけど… すごく気持ち悪い。どうしてだろ。
彼の肩にもたれて、私はぐったり。
あー、この電車はね、振り子みたいに揺れるから 酔っちゃうんだよ。 大丈夫?
駅弁をパクつく彼の横で、私は“あ〜”とか“う〜”とか 唸り続けた。
次、乗り換える電車は大丈夫だからね。 気持ち悪いの、治ると思うよ。
彼の言葉通り、この“恐怖の振り子電車”を降りたら 少しずつ元気になってきた。 乗り換えた電車の中で、しっかり駅弁を食べる私に 彼は驚いて(呆れて?)「食べたね〜」と笑った。 (でも少しだけでしょ。半分はあなたの口に運んだもん)
なんだかんだあって、無事ホテルに到着。 お茶した後、“恐怖のプール”に行き、“恐怖の水着姿”を披露。
彼の犬かきを見つめながら、カナヅチの私は不安を感じつつ…
ねぇねぇ、もし私が溺れたら助けてくれる?
う〜ん。 一緒に溺れてあげるよ。
溺れちゃダメじゃん。
そ、それ、全然大丈夫じゃないから(怖)
冗談とはいえ、爽やかな笑顔で言われると、びびるってば。
2003年04月13日(日)
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