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沙夜



 贅沢な夜

ホテルの最上階から眺める冬の神戸。
街の煌めきは、夏に見た時よりも輝いていた。


でも、こんなに美しい夜景も毎日眺めていたら、それは日常の風景になり
いつか感動する気持ちはなくなってしまうだろうか。


楽しみにしていたフレンチは期待通りで、どの料理もとても美味しかった。
お腹がはち切れそうだったけど、デザートまでしっかり戴いた。
満足満足大満足。


ぱんぱんになったお腹をさすりながらホテルの部屋に戻り、
「もうダメ〜!」とベッドに倒れ込み、彼に着替えさせてもらう。
(暴飲暴食した日のよくあるパターン)


1時間くらいすると酔いが覚めてきたので、お風呂に入ることにした。
お風呂から上がると彼は気持ち良さそうに眠っていた。


神戸の夜は静かに静かに更けていった。



2004年01月26日(月)
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