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沙夜



 PIERRE MARCOLINI

今、私の目の前にあるのは、あの、
ピエールマルコリーニのチョコレートパフェ。


夢みたい。
というのは、ちと大袈裟かもしれないが。
だけどこんなに早くお目にかかれるとは思ってなかった。


噂では長蛇の列が出来ると聞いていたので、半ば諦めていた。
が、平日だからなのか、まったく並ぶことなく座れてしまった。
拍子抜け。


他のテーブルを見ると、やはり、という感じで
ほとんどの人がチョコレートパフェをオーダーしている。


サイズは思っていたより小ぶり。
まずは上に乗っているチョコレートをパクリ。
中にはとろりとしたキャラメルソース。
これだけで300円くらいするんだよなぁ。


そしてチョコアイスをひとくち。
思わずうなる。
チョコもアイスも、とても濃厚なのだけど、きめが細かくなめらか。
くどくなく、口どけがいいから嫌な後味が残らない。


添えられていたチョコムースは苦く酸味が強い。
(カカオ分高そう)
あとバニラアイスとホイップクリームとバナナ。
(これは普通)


うーーーん。
大人のパフェって感じー。


これ、お昼ご飯だよね。

カロリー的にはそうだよね。

うん。
それに値段も。



だって、せんろっぴゃくはちじゅうえん……。


チョコも買っていこうか?

ええっ!
い、いいよ〜。そんな。


なんで?
せっかく来たんだから。
夜のお酒のつまみに。


だって、いっこ300円とかしちゃうんだよ?

うん、いいじゃない。

………。


いつにも増して、ふとっぱらな豆ぞうさん。





チョコレートは、うやうやしくガラスケースに並べられ
店員さんは手袋をはめての取扱い。
まるでブランド品みたい。もしくは芸術作品か。


テイクアウトしたチョコも美味しかった。


パフェやチョコを食べながら
『もう思い残すことはない』って思ったけど、
こうして書いているとまた食べたくなってきた……。



今度は、チョコレートケーキが食べたいな〜。


(なぜか強調してみたりして)




2004年09月04日(土)
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