Sports Enthusiast_1

2002年10月02日(水) アジア大会

のサッカー中継を見た。日本vsバーレーンだ。バーレーンは日本が属するグループでは強いという評判だ。日本は若手だけのチーム構成(21歳以下だったか)。前半に日本が4点をとり楽勝かと思えたが、後半、不可解なPKで1点を返され、続いて2点目を入れられ苦境に陥った。若い日本代表、どうにかバーレーンの攻撃を耐え、相手のミスにも助けられ、終了間際の1点で勝負を決めた。終わってみれば5−2で日本の圧勝(得点差からして)のように見えるが、試合の雰囲気は悪かった。とくに4−2になってからの15分ほどは、バーレーンに圧倒されっぱなし。経験の浅さを暴露した。
でも、この試合にかぎれば、日本チームに同情できる。レフェリーがひどすぎた。点差が開いた後のバーレーンのタックルは、故意のものばかり。得点を上げた日本選手を意図的に狙ったものも多かった。ところが、レフェリーのイエローの基準があいまいで、悪質なファウルでもカードを出したり出さなかったり。かと思えば、日本選手の普通の接触プレーにイエローを出したりと、滅茶苦茶。PKはテレビで見る限り、ファウルとは思えなかった。
このジャッジに選手も相当、戸惑ったようだ。せっかく前半で大量点をあげたのだから、もっと余裕を持って勝ってもらいたいと思うが、相手だってあきらめてはいないのだ。レフェリーの判定基準で動揺してしまうとは、若さの現れだろう。
さきのW杯でも、審判には問題が多かった。アジア大会でも、レベルの低いレフェリーが国際試合の笛を吹く。これも国際経験の1つとも思うのだが、どうにも割り切れない。サッカーのレフェリーについては、これを統括的に管理する第三者機関が必要だ。そこが、たとえば、国際試合を何試合以上経験したものといった、明確な基準を設け、レフェリーに等級をつけるなり、格付けを行うなりして、管理すべきだろう。審判技術向上のための具体的な対策がほしい。とくに、アジアにおいて、必要である。そうでなければ、一生懸命やっている選手が報われない。


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