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2006年05月16日(火) サプライズは、玉田と柳沢

W杯ドイツ大会代表選手が決定した。選抜された選手は以下のとおり。
GK(3):土肥洋一(F東京)・川口能活(磐田)・楢崎正剛(名古屋)
DF(8):田中誠(磐田)・宮本恒靖(G大阪)・加地亮(G大阪)・三都主(浦和)・坪井慶介(浦和)・中澤佑二(横浜)・駒野友一(広島)・中田浩二(バーゼル)
MF(7):福西崇史(磐田)・小笠原満男(鹿島)・小野伸二(浦和)・中田英寿(ボルトン)・中村俊輔(セルティック)・稲本潤一(ウェスト・ブロムウィッチ)・遠藤保仁(G大阪)
FW(5):玉田圭司(名古屋)・柳沢敦(鹿島)・高原直泰(ハンブルガーSV)・大黒将志(グルノーブル)・巻誠一郎(千葉)
マスメディアは、久保が落選して巻が入ったことを「サプライズ」と騒いでいるが、筆者の選考基準では、巻の選出は極めて妥当。筆者にとってサプライズなのは、柳沢と玉田が選出されたことだ。久保がコンディション云々で落とされたのならば、故障中の柳沢の選出は理屈に合わない。医者の診断書のようなものが添付されたとの報道もあるが、「鹿島枠」だ。ジーコは代表監督退任後、鹿島に影響力を及ぼしたいのではないか。
玉田の選出理由については、筆者には、想像すらできない。この選手はジーコにとって、象徴的存在なのかもしれない。自分が「発見した」というだけの・・・玉田といえば、バイタルエリアの接触プレーですぐこけて、主審がファウルをとらないと抗議のアピールをするシーンが記憶に残っているくらいだ。玉田のようなプレースタイルは、海外、特に英国プレミアではファイトしないプレーとして蔑まれる。
そもそも、マスメディアが冠とした「FWは激戦区」は格好がいいが、要は決定的人材がいないということだ。高原は調子がいいときには驚異的な働きをするけれど、試合が始まってみなければわからない。彼が前線でポストプレーが上手いのかといえば、高原の印象的なポストプレーの記憶がない。では、柳沢は、大黒は、巻は、佐藤は・・・だれが選ばれても国民すべてが納得できるだけの理由はみつからないのだ。
Jリーグで活躍するFWは外国人選手ばかり、というのが実態だ。中山(磐田)が衰えたいま、JリーグのFW得点ランキングは、�_翔畴董弊邵蝓烹検↓∈監�(広島)7、�4�(千葉)6、�だ沼遙粥複誕膾紂法↓ズ�井(大宮)3、�Φ彿檗焚I諭烹魁↓�柳沢(鹿島)3、だが、12節終了時点でまさか、6点以下のFWをドイツに招集するわけにはいかない。では我那覇なのかと言えば、彼は、2年続けて好成績を上げたことがない。好調なのはたった12節にすぎないんでは、と言われれば反論できない。我那覇には、確かな実績がない。実績に今季の活躍を加味すれば、高原、大黒の海外組に続くFWとしては、巻、西沢、佐藤のうちから2人を選抜するのが妥当だ。若手優先の方針を貫くならば、巻、佐藤が入るべきだ。FWは高原、大黒、巻、佐藤の4人がベストの選抜だろう。GK、DFについては、言うことはあまりない。
むしろ、人材豊富と言われるMFが問題だ。FW枠で選ばれた柳沢・玉田を削って、松井を入れるべきだ。つまり、福西・小笠原・小野・中田英・俊輔・稲本・遠藤・松井の8人がベストだ。
ドイツ大会に行けるのは23人。だれが選ばれても批判はある。だれもが自分が代表監督ならば、という視点で選手を選ぶのだから、好みや印象度で千差万別となる。
代表選出の軸がぶれてはならない。クラブへの貢献度、試合出場を条件とするならば、海外、国内を問うべきでない。ジーコは巻を選出して世論の批判をかわしたけれど、ますます軸がぶれてしまった。すっきりしないメンバー発表だった。


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