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2006年10月02日(月) 「けんか祭り」は不適切

報道によると、今月18日に予定されていた亀田興毅の初防衛戦延期が決定した。WBAライトフライ級王者の亀田興毅が練習中のけがによりフアン・ランダエタ(同級1位)との防衛戦が不可能となったためだ。亀田興毅はスパーリング中に左まぶたをカットし出血(全治1カ月)。そのため、とりあえず18日の防衛戦を延期し、12月に予定していた「亀田のけんか祭り」での初防衛戦を目指す予定だという。

負傷した 亀田興毅選手には気の毒な言い方だが、筆者はこのたびの延期は好ましい結果だと思っている。先に弟・亀田大毅の試合後、観客の乱闘事件が起きた。この事件は、亀田興毅・亀田大毅の試合が発散してきた「暴力」が呼び起こしたものだ。当コラムで何度も繰り返し書いてきたことだけれど、ボクシングがリング外に「暴力」を拡散することは、あってはならないことだ。亀田興毅・大毅の試合に直接的暴力のイメージが伴うのは、父・史郎氏の存在が大きい。さらに、暴力のイメージを加速するのが、TBSというテレビ局の存在だ。

本題に掲げたとおり、今年12月の亀田戦のタイトルは、なんと、「けんか祭り」となっている。これはスポーツのタイトルではなく、ショーであるプロレスのものと選ぶところがない。プロボクシングは本気であり、選手は一歩間違えば死に至る。鍛えられたボクサーのパンチが急所にヒットすれば、脳に異変が生じる。だから、ボクサーはリング以外でその拳を使うことが許されない。ボクシングの試合は神聖なリング上で、ルールに従い行われる。だから、選手同士、終了のリングが鳴れば、あるいはリング外では、お互いをリスペクトする。ボクサーは絶対に「けんか」をしてはならない。ボクシングは「けんか」から、最も遠いものでなければならない。

筆者は、このコラムでTBSを繰り返し非難することを厭わない。
�,泙困發辰董■隠卸遒痢屬韻鵑�」というネーミングを外すべきだ。�▲廛蹈椒�シングがルールに則ったスポーツであることを再確認し、それに相応しいネーミングに変更すべきだ。�5掬張侫.潺蝓爾�発散する暴力を一掃するよう、亀田史郎トレーナーの言動を規制すべきであり、�さ掬朕道劼紡个掘�計量・調印式等のリング外において、暴力的言動及び飲食等の非常識的行動を行わせないよう指導すべきだ。

筆者は、亀田親子がTBSの演出で暴力的言動を行っているものと確信している。TBSの過剰な演出指導がなければ、亀田親子、少なくとも、亀田興毅・亀田大毅の2人の青年が、独断でかくも醜悪な言動をとるはずがないと確信している。換言すれば、TBSが父親である史郎トレーナーを通じて、亀田兄弟に暴力的かつ非常識的な言動を行うよう示唆しているはずだと確信する。

繰り返すが、ボクシングは危険なスポーツだ。亀田ファミリーはスパーリング中の負傷というこのたびのアクシデントから、これまで進めてきたTBSの過剰演出路線から目覚めてほしい。脚色を排した、スポーツとしてのボクシングという王道に戻ってほしい。なによりも若い才能を大事にすると同時に、普通の社会的常識をもった人間として成長させてほしい。


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