Sports Enthusiast_1

2008年01月30日(水) ボスニア・ヘルツェゴビナに失望

日本代表がボスニア・ヘルツェゴビナ代表(FIFAランキング51位)に3−0で勝利した。親善試合とはいえ、岡田ジャパンは欧州の中堅国代表チームに圧勝で初勝利をあげたと喜びたいところだが、筆者はこの圧勝に納得していない。�.椒好縫◆Ε悒襯張Д乾咼並緝修離灰鵐妊�ション、�▲椒好縫◆Ε悒襯張Д乾咼並緝修料�手構成、�J麁擦気譴拭峅�田流」と試合内容の齟齬、�げ�田の先発選手起用・・・について、疑問を抱いているからだ。

� �筆者は、日本代表が出場する親善試合の多くが「誇大宣伝」だと指摘してきた。相手は○○代表だといってチケットを売るけれど、その○○代表チームは、試合の2〜3日前に来日して時差ボケ、代表といっても欧州各国リーグが佳境の時期では有力選手が集まらず、試合前の練習はもちろん、本番でも真剣なパフォーマンスは行わず、世界のAKIBAでお買い物・・・というのが一般的だ。

�◆Д好檗璽張泪好灰澆�ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の各選手がどのくらいの格の選手なのか報道しないので、代表の質の判断ができない。このたびのボスニア・ヘルツェゴビナ代表がAKIBAでショッピングをしたかどうかは未確認だけれど、彼らがこの試合で真剣なファイトをしたとは思えない。このことは、前の試合のチリのファイトぶりとの違いでわかる。ボスニア・ヘルツェゴビナはプレスをかけないで、日本にフリーにボールをもたせる。守備の応対はゴール前だけ。後半、簡単に裏を取られる・・・攻めの形、チームの規律が見えない。

��:結果は日本の大勝で、来週のタイ戦(W杯アジア地区3次予選)に向けた景気づけにはなったけれど、「岡田流」は試合中、まったく見られなかった。むしろ、その逆で得点した。

1点目のセットプレーのこぼれ(得点者・中澤)は除外しても、MF山瀬の上げた3点目が象徴するように、長い縦パスが得点を生んだ。サイド攻撃も有効だった。「岡田流」の接近(集合)・展開(離散)の攻撃パターンは皆無だった。「岡田流」を引っ込めて、サイド攻撃、チェンジサイド、2点目の前を追い越すランニング、3点目のロングボール、・・といった、ダイナミズムを攻撃のキーワードにしたほうがいい。

それだけではない。体力差を考えて、相手との接触を避けよといわれるが、中米の雄・メキシコの選手は、欧州の大型選手との接触プレーを厭わない。接触を避けるような弱気な攻撃方針は情けないのであって、鍛えれば、小型の日本人選手だって、大型の外国人選手と互角に渡り合えるはずだ。

ことほどさように、「岡田流」は現場で選手に反解釈されているのが現実だ。監督が掲げるコンセプトと、試合内容、選手の動きは逆方向。いまの代表は、オシム前監督の残した「オシム流」で戦っている。岡田の指導力のなさがむしろ、この試合では幸いしたとは皮肉だ。

�ぁВ夏静世鬚△欧燭里蓮�巻の負傷退場で出てきた山瀬だ。先発のこの位置は、大久保だった。巻の退場で、大久保はFWに上がり、山瀬が大久保の位置に入った。その山瀬が2得点を上げたのだ。この交代は、巻の負傷という偶然により生じた。監督の判断は、山瀬よりも大久保の方が調子がいい、とみたから、大久保を先発に起用したのだと思う。巻が元気でそのままピッチにいれば、山瀬の出番はあったのかどうか。

トップ下の起用については、岡田の判断は正しくなかった。岡田はトップ下にどのような動きを求めているのか、あるいは、岡田はトップ下の役割をチーム内にどのように説明しているのか・・・このあたりも見えてこない。


 < 過去  INDEX  未来 >


tram