Sports Enthusiast_1

2009年05月10日(日) イランで聞いた話

GW中はイラン観光に行っていた。そのため、国内のスポーツはまったく見ていない。きょう、Jリーグの浦和と川崎の熱戦を観戦したのだが、この試合、計5点(3−2で川崎勝利)入ったものの、得点者はエジミュウソン、闘莉王(国籍は日本)、ジュニーニョ、レナチーニョ、チョンテセと、外国人ばかり。復活が期待される高原、若手原口の浦和の国産FWは不発だった。

浦和は先制したものの、試合をコントロールできないまま、川崎の外国人パワーに屈してしまった。暫定首位には立っているものの、チームは発展途上にあるようだ。気になるのは、CB闘莉王を中盤に残す策。窮余の策だとは思うが、せっかく高原を投入したのだから、投入した本職FWと中盤に固定した阿部を信じるべきだと思うのだが。

さて、イランでは、日本語が達者なガイド・Gさんとおよそ1週間すごした。食事のときなどは、無難なスポーツの話題で盛り上がった。イランでもっとも盛んなスポーツは言うまでもなくサッカー。筆者が道を歩いていても、「ナカムーラ」と声をかけてくる。

筆者が訪れたイラン第二の都市イスファハーンは、一昨年のクラブW杯に来日したセパハンのホーム。首都テヘラン出身のGさんは、ペルセポリスのサポーターのようだ。日本語の達者なGさんは、Jリーグの川崎、浦和がイラン遠征をしたときのコーディネーター。両チームの世話を焼く一方、日本からのサポーターの受け入れも行ったとのこと。彼の携帯に保存されている、川崎の社長と主力選手の写真を見せてもらった。

ところが、W杯予選の話になると、とたんにGさんの表情が暗くなる。テヘランのペルセポリス所属で、のちにドイツに渡ったイランの英雄アリ・ダエイが監督を務めたイラン代表の調子が上がらないからだ。成績不振でアリ・ダエイはけっきょく、クビとなった。来月、アウエーで北朝鮮と対戦する。筆者が「ホームの北朝鮮は強いですよ」というと、本当に残念そうな表情を浮かべる。しかし、Gさんは、最後の切り札として、こう切り出した。「ダエイの後の代表監督のアフシン・クォトビはね、韓国人の血が入っているんだから」。

つまり、北朝鮮ホームであろうと、こちらの代表監督には韓国人の血が流れているのだから大丈夫――という、なんとも非合理的な勝利宣言なのである。まあとにかく、藁にもすがるイラン人というところか。

さて、ガイドのGさんはテコンドーの元選手で、体重79�繊⊃板坑隠牽悪造離好檗璽張泪鵝�いまでもベンチプレスで85�舛鮠紊欧討い襪箸いΔ�ら、相当なものだ。イランのテコンドーは、北京五輪で韓国に次いで銀メダルの成績を上げた。選手層も厚く、強豪国の1つらしい。ほかに、空手、レスリング等の格闘技が盛んで、バスケットボールもアジアでは強い。格闘技といえば、Gさんは日本のK1のファン。なかで、ピーター・アーツと親交があったらしく、アーツの話には熱が入る。アーツは現役を引退し、いま後進の指導に当たっているという。

イラン人の男性は概ね大柄で、ヨーロッパ的体型の人が多い。しかも、マッチョ志向で戦闘的である。反対に女性は小柄で、日本人とあまり変わらない。しかし、Gさんの話では、イランでは大きな男性が小さな女性に頭が上がらないという。女性が強くって、男性の結婚がどんどん遅れているという。草食男子の日本もマッチョ男子のイランも、女性が強いことに変わりないとは…


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tram