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2013年02月08日(金) 無駄な親善試合

<国際親善試合:日本3−0ラトビア>◇6日◇ホームズ

こういう親善試合は、もう、いい加減にやめにしたほうがいい。来月に予定されているW杯アジア予選・ヨルダン戦の調整試合だという位置づけはわかる。何もやらないよりは、何かしたほうがいいに決まっている。けれども、日本代表を強くしたいのならば、イン・シーズンの欧州に出かけて行って、そこで国際親善試合をしたほうがいい。この日、サッカー強豪の数か国、ブラジル、イングランド、アルゼンチン、スペイン、フランス、ウルグアイなどが欧州を舞台にして、国際親善試合を行っている。

ラトビアは、90分間でゴール枠内に飛んだシュートは1本もなし。攻撃の形をまともにつくれず、シュート自体も少なかった。スタルコフス監督は「選手は(国内リーグ前の)準備段階で、レベルは低かった。後半にそれが露呈した。それでも忍耐強く頑張った」とコメントしたという。そんな噛ませ犬みたいな相手に「快勝」しても、日本の力は上がらない。

この試合において新たな発見があったとしたら(「再発見」もしくは「再認識」といったほうが適正かもしれないが)、それは岡崎のゴールに対する意識の強さだろうか。この部分において、岡崎は他の日本人FWにない何かをもっている。乾もシュートを打つ意識の高さをアピールした。乾がもっとレベルの高い相手に対して、この試合で示したパフォーマンスを発揮きるかどうかはわからないが、アジアレベルでは通用すると思う。


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