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| 2005年05月16日(月) ■ |
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| メメント・モリ |
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こんなんですけど、月エリザはしっかり見てきました。 瀬奈君がめっさ安定しててムラのおどおど感がなくなってました、自信もついてきたのかなあ。
つーかもしかしたら瀬奈君にすごい失礼なのかもしれないけど、「瀬奈じゅんがやるエリザベート」自体を好きになりました「エリザベートに扮している瀬奈じゅん」ではなくて。 いちばん最後の昇天の場面で、瀬奈君がものっそい、いい顔をするんですよ、今までタメにためてたものを全部解き放ってやっと自由になれた、嬉しくて嬉しくてたまらないっていうその顔を見たときに、このエリザベート好きだとふっと思ったんです。今まで正直な話、何々役をやっている瀬奈じゅんが好きで見てた部分が大きかったんで今回なんか、びっくりしました、いや瀬奈君にだいぶ失礼だよ。 今回は内に内にどんどんこもってくシシィの孤独がより強く出てきているからそれ故に自由を渇望する思いもこっちに伝わってきて、それで最後本当の意味で自由を得られた時に見せた顔に森男さんグッときてしまいました。
それから彩輝トートさんを今度はつぶさに見てたんですが、シシィとシンクロする感じ、トートはエリザベート自身であるっていうところで考えると納得がいきました。黄泉の帝王という個人ではなくて誰もが持っている「死」のイメージ、だから見る人によってそのイメージは全然違うし接し方も違う。多分あの人の足音はひたひたなんだと思います。
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