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人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】 日記一覧|past|will
同じ出来事なのに、国内と外国ではかなり印象が異なった。 争いのあとにもサンタ(あなた)はやって来る どんな過去があろうとも このごろここでは意味の違うX'mas わたしと彼氏のためだけの日じゃない』 という歌詞から始まる。 今日、あるお宅へ訪問に行った。母自身も被虐待の過去があり、ドメスティックバイオレンスがあり、父からの乳児虐待がある、そんな家庭へ。 1歳2ヶ月の子どもがいるのに、クリスマスなど縁遠い家だった。母児に暴力をふるう若い父の金遣いが荒くてお金がなくて、ケーキどころではない状態だった。外に一歩も出られないところまで追い詰められていた。 話しているうちに、感情の高ぶった母に泣かれた。児には母を泣かせたと、言葉にならぬ声で責められた。 帰路、街行く人がしあわせそうだった。シングルクリスマスだなんて、自分を茶化せなくなった。 虐待されるのはその人が悪いんだなんていわせない。男を見る眼がなかったんだなんていわせない。気の持ちようだなんていわせない。 戦争や、国自体の貧しさで、日々死んでいく人たちがいる。だけど、日本のように、大半の人が『クリスマス』という行事を楽しんでいる国もある。けれど、その国の中でも、その行事を楽しめる状態でない人たちもいるのだ。 『しあわせ』がいつかは来るのであれば、早く来て欲しいと思う。
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