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■ 侵入者
朝4時、何か頭に振動を感じて。 やっと寝入ったところだったからめっちゃ不機嫌になりつつも、またにゃんこが気まぐれで人のことを起こしやがったか?って思い起きたら、揺すってたのは相方だった。
普段なら起こすな!って怒るところだけど、マジ顔だし声をひそめてるしで、普段の相方らしからぬ雰囲気に何事か聞いたら、天井裏で足音のような音がしたって話で。 にゃんこも天井を凝視してたから、マジで何か居るのか?とびびりつつ、しばらく静かに様子を窺ってたんだけど。 私が耳を澄ましててる間は何の音もしなかったから、屋根から鳥でも入ったんじゃない?って感じで、一件落着させてまた横になった。
でも一旦起きちゃったので眠れなくて。 横になったままだらだらしてたら、一瞬だけど今度は私にもみしって床が沈む音が聞こえて。 さっき言ってたのは今みたいな音?って相方に尋ねた次の瞬間、仏壇上の天井から黒い塊がどさっと落ちてきた。
普通ならパニックを起こすところなのかもしれないけど、幸か不幸か極限まで追い詰められると異常に冷静になる性格なので、突然の出来事に固まった相方とにゃんこに向かって「蝙蝠だよ。」って解説をしてみたりして。
でもだからって、あまりの非日常に次にどうしたら最善かは思いつかなくて。 そう考えてる間にも、本能を呼び起こされたにゃんこが蝙蝠に襲いかかって、逃げた蝙蝠が天井を飛び回りはじめちゃって、ますますどうして良いか分からない状況に陥っちゃって。
「どうしようもないからとりあえず寝るか」って冷静を通り越した爆弾発言をしたものの、こんな状況に慣れてない相方はそれで納得してくれそうになく(私は前科あり) 大暴れしてるにゃんこを部屋から出して窓を開ければ、いつか蝙蝠が自力で出てくかもなんて不確実なプランを実行し始めたので。 仕方なくまた床に落ちた(怪我でもしてたんだろうな)蝙蝠をティッシュでつかんでぽいっと外に捨てて、何事もなかったかのようにまた寝たのでした。
捕まえた蝙蝠さんはきぃきぃ啼いて可愛いかった。 あ・今思えば写真を取っておくべきだったな〜、失敗失敗☆ 次回は写真を撮らねばね(って、こんな事が何度もあってもねぇ…)
2004年09月13日(月)
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