15's eyes
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2003年07月21日(月) 恋人に怒った夜

私はもともと悩んでも
結局は何でも仕方がないまぁいいさ
と思ってしまうたち。
そして一時のむかついた気持ちは
いつのまにか忘れてしまう

それでも仕事柄、
怒るという感情(正確には「叱る」の方が正しいかな)
は日々子どもに向けてるわけで、
働いてからは、自分の怒りの感情は
ずいぶんと表に表わすようになった。

けれど、怒るということは
エネルギーを使うので、とても疲れる。
毎日毎日、仕事の中で「怒りエネルギー」を使って
いっぱいいっぱいになってしまうので、
プライベートな普段の生活で怒ることなんて
ほとんどなかった。
あんなことに比べたらこのくらい
とついつい怒ることに後ろ向きだったのだ



そんな私が



昨日は、あのあと、
恋人に向かって怒った。



たぶん、
2年もつきあっていて、
恋人の行動そのものに向かって
嫌なことをいうのはつきあって初めてかもしれなかった。



理由は、
夜にメールをするといっておきながら、
彼からのメールがこなかったからだ。



なんとまぁ、
些細なことかもしれないけれど。



その時の私は怒った。


会う約束が
キャンセルになったのは仕方がない。
仕事なのだから。


でも、自分からするといったことにでさえ、
守らなく、
きっと次の日に「眠ってたよ」
というレスをすればいいかみたいな
慣れ親しんでる相手に
いつのまにかなおざりになってしまうような
行動がちょっと許せなかった。


恋人が疲れてきっと眠ってるんだろうということはわかってた。
「眠ってたよ」というメールを受け取り、
「やっぱりね」といういつもの返事でも良かったのだ。


ただ、その時は。
その時はそうすることが
自分は我慢してるなと思えた。



こうして会えなくてまぁ仕方がないやと切り替えて、
メールを待っていた相手のことを
1秒でも考えてほしいと思った。



自分が逆の立場だったらどう?
とも考えて欲しかった。


だから、
もう眠っているだろうという恋人に、
怒りのメールを送った。



結局
夜中に目覚めた彼は、私のメールを読んだのだろう。
ごめんとメールを送ってよこし、
今日の朝にもメールを送ってきた。


つきあいが長くなっても、
忘れちゃいけないことがある。
それは、当然自分自身にも言えることなんだけど。


相手の行動や思考パターンが読めてきても、
でも、その予測に甘えすぎちゃだめだと思う。


私だって、たまには、怒ったりするのよ。
いつでも、笑って受け入れるワケじゃないのよ。



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