前後(マエウシロ)向き日記
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私はなんて愚かなんだろう。 自分のアホさ加減に嫌気がさす。
心が壊れるかもしれない。
やっと気持ちを素直に伝えることができるようになったのに。 欲しかった言葉も言ってもらえるようになったのに。
現実が私の心を弄んだ。
今日は楽しいデートになるはずだった。 彼女からの突然のお誘い。
忙しくて忙しくてなかなか時間の取れない彼女。 貴重な空き時間を私のために使ってくれた。
新しい仕事の話をした。 あまりにも忙しそうなので家事はどうしてるのか聞いた。
だんな一ヶ月前に仕事辞めたんだって。
なんだ。そうだったんだ。 昼も夜も仕事をしてるのは自分のためじゃなくだんなのためだったんだ。
たくさんの想いが頭の中をぐるぐるかけめぐった。 本当はすぐにでも帰りたかったよ。 泣いてわめきたかった。
体のことを心配して心配して、会えばマッサージをして。 Hも我慢して。 欲しいものを買うのも我慢して。
一番になるのも我慢してるのに。
あなたは彼のためにそこまで尽くすんだね。
感情を押し殺しながらも彼を責める口調になった私を責めずに 彼を守る言葉を返したね。
仕方がない。 出会った時からわかってたこと。
何より嫌だったのは。 彼を責める自分自信に嫌悪感を感じた。 男としてのプライドがないダメ人間として優越感を覚えたのと同時に そこまで彼女に愛されてることに激しく嫉妬した。
彼女を奪うつもりはない。 そんな勇気はもてない。
だからせめて彼女をあきらめられる強さが欲しい。
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