前後(マエウシロ)向き日記
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彼女とのデートの時によく使ってた友達と地元の友達の結婚を知った母親。 ついでに運悪く二次会(しかも婿養子)ご案内も見てしまった母親。
最近は毎日見合いをしろしか言いません。
ほんとは○○も入籍したんだよ。。なんてことは口が裂けても言えません。
両親の気持ちは痛いほどわかる。 もうすぐ三十路を迎えバイト契約って言う不安定な収入しかない一人娘。 しかも親的には今まで付き合ったことないんじゃないかって不安も ありまくりだし。(いっさい恋愛話しないからね) 親の肩書きがある間に結婚させたいってのもね。
私もそろそろ見合いしてもいいんじゃないかとは思うけどね。
男と恋愛するなら土台はしっかりしてないと成立しない。 それが私の持論。 今の生活を維持するなら見合いしかない。 自力恋愛する自信もないし。
頭ではわかってるし、何よりも大切な子どもが欲しい気持ちを考えると 今がいい時期なんだよ。
結婚が決まれば彼女のことを忘れられるかもしれない。 立場が対等になれば2人の関係もうまくいくかもしれない。 ずっと続けたいって私の主張を信じてもらえるかなとか。
いろんなことを考えた。 現実から逃げながらも頭の片隅でいろんなシュミレーションをした。 あきらめるなら今しかないって。
それでも。 どうしても。
忘れることができなくて。
成立するかもわからない釣書を書くこともできないほど、 彼女の存在の大きさを昨日思い知らされた。
拒否されてるだろうってわかっててダメ元で送ったメール。
「送信できませんでした」
繰り返し見た文字じゃなく。
「送信しました」
驚きが消える前に。 彼女から普通に返事が来た。
携帯を見てた私はなんとも言えない複雑な顔をしたと思う。 何度となく彼女に見せた微妙な表情。
喜びと悲しみを合わせた顔。
また会えるだろうって期待とまた振り回されるあきらめが混じった顔。
決して幸せが訪れるわけじゃない。 それでも縁が切れてしまう苦しみに比べたらマシ。
どんなに2人があがいたって離れられないんだよ。 そして同じことの繰り返し。
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