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■ゲーマーズリアルバトル
2000年05月30日(火)
ここ数日「ビートマニア」ができない。

一昨日いつものゲーセンに行くと
「故障中」の貼り紙が。がーん。

直るまで3〜4日かかるらしいとのこと。
な、長い…。

いつもよくやってたので「お前が壊したんだろ」と
皆に言われるが冤罪である。

「はあ…やることねー」(じゃ、帰れよ)

と、近所の超美少女でありココの店員でもある
Rちゃんにつぶやくと

「ギターでもやったら?」

と意地悪げに言った。

”ギター”とはギターを弾くゲームのことである。

ビートマニアやDDRとかドラムを叩くゲームは得意だが、
ギターはからっきしヘタクソなので滅多にやらない。

それを知ってて敢えて彼女は言っているのだ。
嫌みなやつ…。

しかし変なところで素直な僕はやってみることにした。
ギターそっくりのコントローラーを操って、
曲に合わせて弾く。

…ぎょぎょぎゅぎょ〜おうおう…ぎょげ(ギターの音)

ダメだ、ピッキングできない、コード押さえられない、
曲になってない。
すぐゲームオーバー。ラブイズオーバー。

「だっさー!!私より下手」

Rちゃんはケラケラ笑っていた。

「…客のプレイを見て笑うとは失礼な」

「だあってさあ、ビーマニとかDDRは
 神様みたいに上手いのにさあ、
 そのギャップが超笑える〜♪」

僕はRの頭を小突きつつ、
は〜やっぱやらなきゃよかった、

と、ふと前方を見ると別の店員、
ベンゾーさんと目が合った。

彼はキテレツ大百科に出てくる浪人生、
勉三さんによく似ているのでそう呼ばれる。

目が合った途端、彼の動きがピタリと止まった。

臨戦態勢に入った。

僕も動けなくなった。

お互いジリジリと間合いを計っている。

下手に動くとやられる…。

…。

…。

先に動いたのはベンゾーさんだった。

だだだっ。

僕に向かって駆け寄り、すれ違いざま
僕のお尻をむんずと揉んで

「オッホッホ〜」と逃げ去って行った。

追う気力はなかった。

…こんなゲーセン、二度と行くもんか。(うそつけ)
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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