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■ホモだけ!!男塾
2000年06月15日(木)
耽美系ホモ小説/マンガに目の無い、近所の美少女Rちゃん。
かなりの蔵書があるらしく語りだしたら止まらない。

頬を紅潮させて熱く語るのでついうっかり
「読んでみたいな」と言ってしまったら

次の日ドカドカっと大量に持って来て貸してくれた。

「あ…ありがとう」

家に帰って恐る恐る読んでみたが…。

伝統ある名門男子高校で繰り広げられるホモストーリー。
登場人物は全て美形男。男子高生全てホモ。女性キャラなど一人もいない。
サディスティックな長身長髪男に攻められヨガる主人公…。

あいたたたたた…。

Rちゃんに一応感想などをば。

「僕も一応明治時代からある名門男子高出身だけどな…
 こんなのありえんよ」

「え!!男子高出身なの???」

キラリーンとRちゃんの目が輝く。

「ねえねえ、男子高だとさ、美形の人に憧れたりとか、
 カワイイ新入生をいぢめてやりたいとか、
 そーゆー風に思わなかった?」

「…思わないよ」

「ホモいなかったの??」

「…いたけど、むさい男ばっかりだったな」

確か同じクラスの小渕前首相そっくり男がゲイだったのを思い出した。

「あううう、現実の話はしないでええ。
 ホモは美形じゃなきゃだめなのおお!!
 あ、あのね!私、生まれ変わったら美少年になって
 ホモになりたいの〜」

そりゃ、僕だって美少年に生まれ変わりたいものだが、その後は…。
はー。夢見るお年頃のお嬢ちゃん用読み物なのかしらん。

オヤジにはとてもついていけん。

胸焼けがひどい。

口なおしに女子高の話でも聞いて見たいものだ。

今日もアリガトウゴザイマシタ。

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