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■砂を摑んで立ち上がれ
2000年07月30日(日)
海っす。

ほとんど寝ないまま出発。
新宿から小田急線に乗り町田で彼女と合流した。
前夜の電話のこともあり、さてどんなブスくれた顔で
出てくるかと思ったら割と明るかったので
拍子抜けした。でも逆に怖い。

ちょうど正午あたりに海岸に着いて一息。僕は腹が減ってきた。

「なあ…昼飯どうする?」

「どうしよっかー?あたしお弁当作ってこようと思ったんだけど…」

「だけど…?」

「昨日、眠れなかったし…」

重い。

昨晩彼女は大荒れだった模様。とりあえず謝っとく。

結構僕らは海の夕焼けを見るのが好きである。
夕方…ほとんど人のいない鵠沼海岸。
まったりと二人で歩いてるといきなり彼女が叫び出した。

「好きだああああああ!!!!かじり〜ん!!」

「アホかあ!!」

たまげる僕。

「だって私、青春小僧なんだもん」

「誰だよ」

そして彼女が海の彼方を指差し、

「さあ!」

「…え?」

「さあ、あなたも、叫ぶのです!!」

やなこった。

「好きだ」の後に続く名前が誰だか分からないものね♪

(こういうこと書くから、また…)
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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