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■ハートのエースが出てきたり出て来なかったり。
2013年08月03日(土)
夜8時頃、家に帰ってきたら

「本物のパパかどうかニオイチェックします!」

娘・R(9才)と息子・タク(7才)が飛び出してきて鼻をふんふんさせる。麻薬犬かお前ら。

「ニセモノです!ニオイが違います!」

いつもはOKといわれるのに今日に限って。女の人のニオイとか付けてないのに。ニオイが違うと言われてもどうしようもないので子供達を振り払って家に入ったら

「トランプやろ」

と言う。

「もう寝る時間なのに」

遅いからいかんだろ、と思ったが、

「もうやること全部やったからいーの」

とRが言う。いーのいーの、ぶらいあんいーの。更に嫁が説明するには

「宿題もお風呂も晩ご飯も、今日は全部早く済ませたから、9時までトランプやろうねって言ってたのよ。そしたらあなたが帰って来ちゃったから」

まるで僕が邪魔者扱いな言い草だった。

「じゃあ3人でやればー」

僕は絶対やらないぜフォーエバー、とヘソを曲げてとっとと風呂入って寝るべと、着替えようとすると

「パパとスピードとババ抜きと神経衰弱と七並べやりたい〜」

Rがすがってきたので参加することにした。子供相手とはいえ真剣勝負、嫁も僕も容赦なくRとタクを叩きのめしてしまった。ふたりの負けた時の反応は正反対で、タクは

「うわーん!ちくしょー!やられたー!」

負けると大声を上げてマジギレしたりいじけてしまうので

「いじけたり泣いたりするともうやってやんないぞ」

と僕や嫁、そしてRにも怒られる。その点Rは大人しいのだが、さすがに悔しいことは悔しいらしく、僕にこてんぱんにボロ負けすると

「…」

布団の中に埋もれて無言で泣いているようだった。

「そろそろ9時だから終わりにすんべ」

白熱の闘いが続いたが残念なことにタイムアップ。まだまだやりたがるタクをなだめながらとっとと歯を磨いて布団に入って寝る。

「早く寝ないと明日寝坊するぞー」

静まりかえった部屋に、誰かが放ったオナラの音でクスクス。

トランプのあとはオナラプ。だった。

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