毎週、子供達とドラマ「地獄先生ぬ〜べ〜」を観ている。
「ぬ〜べ〜」は20年ほど前にジャンプで連載されていたマンガで、ドラマはマンガを原作としつつも独自のアレンジが施されていて、マンガをこよなく愛する者としてはアレンジがあまりにもひどすぎると思うことがあるけれども「ぬ〜べ〜」を知らない人には全くどうでもいいことであるし、話すと長くなるので自粛。
マンガはウチの本棚に全巻揃っている。ただトラウマレベルの怖いシーンとわりとエロいシーンが多々あるので娘・R(11才)と息子・タク(9才)には見せていない。なので子供達にはマンガとドラマのギャップはなく、ドラマの方が笑える要素が多くて怖さがひかえめだからか、食いつくように観ている。ついでに嫁も。
それでもタクにとっては怖いシーンはあるようで、例えば次回予告で「お歯黒べったり」が出て来るシーンを観て、その真っ赤で大きな唇と真っ黒な歯、目と鼻がなく、代わりに鳥肌っぽいざらざらとした皮膚に覆われた顔面、という異様で不気味なルックスにドン引きしてしまい、
「ボク、来週は見ない。お歯黒べったり怖い」
と決め、その週は僕らが観ている隣の部屋でひとりポケモンカードで遊んでいた。観たい、でも怖い、という気持ちを自分なりにコントロールしていてそこはちょっとだけ感心した。
で、お歯黒べったりは回避し、次の回は明石家さんまが「怪人赤マント」役で登場する、とのことだったので、楽しみにして観た。赤マントは
「赤が好き?青が好き?白が好き?」
という質問を投げかけ、答えた者の夢の中に現われて襲い掛かる妖怪。夢の中で傷つけられると現実の体にも傷が現れてしまう。赤が好きと答えた者は血まみれになって殺され、青と答えると水の中に沈められて殺され、白だと全身の血を抜かれて殺される。この話にタクはすっかり怖くなってしまい、
「眠ると夢の中に赤マントが出てくるよ…」
全然眠れなくなってしまった。ちなみにRはとっとと爆睡。僕が添い寝して
「大丈夫だから。作り話だから。さんまだから」
と励ましても右から左で。
「茶色が好きと答えた人は、うんこまみれで殺される」
とか笑わせるつもりで言ったら
「くだんね!」
かえってブチ切れられるし。そのうち僕の方が眠くなり、ウツラウツラしてしまうと
「ひーん」
取り残されたタクの泣き声でハッと目覚める。この繰り返しでようやく寝たのが11時過ぎになってしまった。結局まだタクには早いドラマなのだろうか。それとも僕がうまく気を紛らわすことを言ってやればよかったのだろうか。しかし上記のようなビロウネタとか以下のようなタクには言えないシモネタしか思い浮かばないのである(以下シモネタ注意)。
赤マントってアレだろ。女の人は月イチなるやつだろ。
赤マン○(シモネタ注意って言っておいたので僕悪くない)。
応援クリックお願いします↓
←これだけでもいいので押してね。
←こちらもできれば。はてなアンテナに追加
今日もアリガトウゴザイマシタ。