娘・R(12才)と息子・タク(10才)が
「パパ、誕生日プレゼントなにがいい?」
と聞いてきた。
「なんでよ」
「11月じゃん」
そうか。もう11月なのか。11月は僕の誕生月である。我が子達の質問でなければ即座に
「おっぱい」
とリクエストしたいところだがさすがにそうはいくまい。
通勤用のカバンがボロボロだから新しいの欲しいな、とも思ったけどそれも子供に買える値段ではない。なので
「じゃあパパはラーメン好きだからラーメン一杯ご馳走してもらおうかな」
と振ってみると、
「ラーメン?いいよ!千円ぐらいだよね!おごるよ!」
と言ってくれた。
「まあ千円まではいかなくて700円か800円ぐらいだよね〜」
と話したところでハタと思い直した。小学生にとっての千円、またはそこまでいかなくても700〜800円というのはかなり高価なのではないか?このことである。
少なくとも僕が小学生の頃は千円といえば大金。常に駄菓子屋で50円のアイスを食べたいがお金がないので30円のにせざるを得ない…とか考えていたレベルなので、千円なんて文字通りケタ違いであった。
その頃と今は物価の変動があったとしても、千円って未だ今のちびっ子にとってもかなり大金のはずである。なので
「お店のラーメンじゃなくてカップラーメンがいいや。『蒙古タンメン中本』のカップラーメンをプレゼントしてくれ」
と訂正リクエストすると
「え、それでいいの!すごい辛いやつだよね!」
僕は蒙古タンメン中本のメチャ辛いカップラーメンは以前からよく食べていて、
「食べてみるか?」
「ヤダー!辛そう!」
子供達と何度もこういうやりとりをしているので子供達もよくわかっている。なのでリクエストも話が早い。
「うん。中本のカップラーメンでお願い。200円ぐらいだよ」
「わかった!」
「ただしセブンイレブンでしか売ってないからな!気をつけろ!」
「えー!そうなの!」
そんな注意事項を告げるとタクはよくわかった、と納得した。
そんなわけで我が子のプレゼントも楽しみなところであるが、本能の欲求に任せたプレゼントも欲しいところである。すなわち冒頭でも述べたおっぱい。
ハッピーバースデー(おっぱいを)チューチュー。
なんちて。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。