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ラジコン操縦の腕を買われてヘッドハンティングされたり、琵琶湖に潜って一年にひとつしか育たないという幻の鮑を獲ったり、午前2時になるとモンスターに変身してしまう友人を巡ってタイムリミットサスペンスを繰り広げたり、何かと忙しい毎日です。もちろん、夢の中の話です。平穏なウツツと帳尻を合わせようとでもしているかのように、ユメは波乱万丈であります。 他にどんな経験をしたかと言えば、平安神宮の裏手にあるという滝を求めて冒険に繰り出したり(アドベンチャーの割に移動手段は観光バスでした。バスガイドさんに、お茶とお菓子もついてきます)、ごく庶民的な規模の一軒家であるはずの我が家が三倍ほどの面積に膨張した上に見知らぬ老若男女が100人近く押しかけて大宴会を開いたり(おまけにテレビカメラもやって来てロケまで始める始末。夢に相応しい不条理と混沌)、「朝9時までに必ず届けよ」と命じられて泣く泣く本棚を組み立てたり(時刻は午前8時頃、届け先までは40分はかかるという、地味ながら危機的な状況)、カラフルというのか騒々しいというのか。 最後の本棚輸送だけは半分がところ実体験で、ちょうどその日の夜更け、実際に本棚(にするためのオープンラック)を、プラスドライバー片手に組み立てていたのでした。じわじわと増え始めた漫画と、『ローマ人の物語』(名指しには訳があり、お読みになったことのある方ならご存知でしょうが、あの文庫版の巻数は圧巻なのです)を収納するためです。本たちの安住の地は確保されましたが、しかし熱がある時に行うべき作業ではありませんでした。 週末から続く微熱は、原因が分からないがために気懸かりではあるのですが、37度ちょっとの熱ならば日常生活に支障はないため安静にするつもりもなく(例.本棚組立)、おかげでいつまでも下がりません。知恵熱です……と言いたいところですが、ヒートアップするほど頭を使った覚えはないというのが今回の日記の落とし処です。 ![]() ![]() ![]() ![]() |