日記帳




2009年09月03日(木) 濡れない雨を思う

一歩外に出れば湿った土の匂い、案の定ぽつぽつと雨が降り出していて、でも傘を持っていなかった今日の夕暮れ。仕方なく歩き出してみれば、音はすれどもあまり濡れない、五歩行く間にぽつりと落ちてくるかどうか、という塩梅で、なるほど粒は大きいけれども密度が薄い雨なのだなと、妙なことに感心したのでした。

私の傘は以前、強風に煽られて骨が一本複雑に歪んでしまい、開いていれば気にならずとも、閉じてみれば寝癖のようにまとまりが悪いので、そろそろ新調せねばなりません。どんなものであれ、愛用の品を買い替えるというのは、なにやら億劫なものです。





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ほたる