++Madcat's Diary++

2003年11月30日(日) 起きたら

 夕方でした。

昨日は明け方まで読書してたからなあ。

みんな知ってると思いますが、「風とともに去りぬ」。

アレには続きがあるんですよ。

原作者が書いたものではないのですが、「スカーレット」というタイトルで、アレクサンドラ・リフリー

とゆうヒトが書いてます。

森瑤子が翻訳してるんですね。

続編があることは知ってても、読んだ人は・・・いるかな??

私も母も風と共に去りぬがとても好きで、母はもう大分以前にこの続編を読んだのだそうですが、

歳若かった私はその本の厚さをみただけで読む気を失くして、手を付けず、母にあらすじや結末を聞くこともしませんでした。

そのまま封印して、10年ぐらいたったかな。

厚い本を読めるぐらいオトナになって、最近宝塚版の風と共に去りぬも見てたし、

すっかり続きを読むジュンビが整っていたんですよ。

で、いざ図書館で借りてきて、読める段になると急に不安になっちゃうんですよね。

ハッピーエンドじゃなかったらどーしよう!ってね。

しかも母のイミシンな言葉!「高村薫がおもしろいって思えるんやったらおもしろいよ」

えええ!ハッピーエンド、期待しちゃダメなん・・・??

でまあ、3日ほどかかって、1100ページの辞書ほどある長い物語、読破しちゃいました。

感想は、まず高村薫の書くような話では全然なかったこと。

大団円かそうでないかは、これから読む人のために書きません。

でも、読んでよかった。かな。

続編は、バトラーへの愛に気づいたスカーレットがひたすらバトラーに恋焦がれて

バトラーを求めて・・・って話がスカーレット目線で書かれてから、感情移入しちゃって、

すっかりバトラーが好きになりました。

そんなわけで、もし、風と共に去りぬの続きが気になってた人、どうぞ読んでみてください。


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