夕方、すごい雨。
先日転んだトコがまだ包帯状態なので、チャリに乗って傘さしたらアブナイんちゃうか?
と母が心配して、車で送ってくれました。
歩いても5分のキョリ。
お嬢様すぎる??
明日は父の日なのに、まだ贈り物を買っていなくて、しかも今日は朝から血糖値が
低いのか、すごくカラダがダルくてしんどくて買い物に出られなかった。
そのことを母に相談するトキに、つい、「来年の父の日には、もう私は生きてないかもしれないのに」
なんて言ってしまった。
母の日の前にも、同じことを思ったから、「嫁ぐ娘が両親に書く手紙」みたいな
恥ずかしい内容の手紙を母の日に送った。送ることができた。
そのぐらい、最近先が見えない。
それを察したのか、母が、「それでも今、生きていてくれてて嬉しいのよ」
って面と向かって言ってくれた。
つい、「ダレか死んだの?」なんて聞き返してしまうほど、真摯な言葉だった。
そして、自転車で傘は危ないから、送るわといってバイト先まで車を出してくれた。
昨日は父が、「もろみ酢がカラダにいいらしいから」と買ってきた。
一緒に飲もうと言ってくれた。
サプリとか、健康飲料とか、いわゆる「世間がカラダにいいって言うもの」
の一切をバカにしちゃうタイプの父が、ありえない行動。
たぶん、私のためだと思った。
父も母も、私が一年後には居ないかもしれないことを、うすうす覚悟しているのかな。
祖父を亡くしてもうすぐ1年、私が祖母を気遣うたびに、母が何ともいえない
カオをするようになった。
「親孝行なら自分がするから、自分のコトだけ心配してなさい」と言いたげで、
それでも表向きには、「おばーちゃん想いやねぇ、喜ぶと思うよ」と言う。
今日は2コマの授業。
しかもとっても楽な2コマ。
それが、今日は血糖が低いせいかホントにカラダが重たくて息苦しくて。
生徒の前でテンションを上げていても、たまらなく辛くなって講師室やトイレに
駆け込む。
「5分休憩ね!」と生徒に休憩をあげるふりをして、自分のカバンに覆いかぶさって
栄養ドリンクのビンにつめたお酒をあおる…
とても「先生」と呼ばれるひとのすることじゃない。
判ってるのに…
授業が終わって、講師部屋で日報を書き上げた後は雨がやんでた。
歩いて帰っても5分。
その5分が、無限に遠いと思えるぐらいしんどく感じて、結局親に迎えに来てもらった。
階段の1段1段が「高すぎて」上れない…
イスから立ち上がる力を振り絞ることができなくて、その場に崩れて泣いてしまった。
塾長や、同僚が「ナニごとか」と寄ってきてくれても、「大丈夫です、迎えがくるので」
と言葉をつむぐのすらしんどくて、何もいえないで手を振るだけしかできなくて。
「送っていくよ、一緒に出よう」とか「しんどいことあったの!?」って、
周りが騒いで…
ホントに自己嫌悪です。
家でお酒飲んだらゲンキになった自分に、もっと自己嫌悪です…
そして、夜は眠れない。
「食べられない、眠れない。病気だ」
ってアムロの歌やね、ホンマに。
もう疲れてしまった…
食べて吐くのも、クスリに頼るのも、食べないで我慢するのも、しんどいのも、周りにメイワクかけるのも…
それでもなんで、「生きていてくれて嬉しい」って言ってくれるの?
なんで。
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