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■ えっらい風が強かったですな
春嵐。 パナマを雷撃する勢いでしたですな。
「ピースな愛のバイブスでポジティブな感じでお願いしますよ」でおなじみの 窪塚さんがふたたび大麻話。「大麻は世界を救う」。
俗にこういう人を馬鹿というんですが、 一言ですませてしまうのはもったいないほどの逸材なので、 深く掘り下げていきましょう。ウォッチの第1歩です。
>麻薬として規制されている大麻だが、古来繊維として >有効利用された歴史もあり、かねて自身のホームページで >「奇跡の草」として紹介してきた。
必死でフォローいれてますね。大丈夫なんでしょうか。 らも御大も著書の中で「大麻はタバコより害が無い」と おっさられておりました。大麻の最大の害は、大麻流通が 主にアングラであり、消費するための対価がアングラマネーに 変わってしまう事である、らしいですが。 だからってスッパスッパ吸うのがいいってわけじゃないと 思うんですが、まあ、それはともかく。次。
>調べてみると麻薬と定義されるものは何もない。 >医療的なメリットもあり
ペインクリニックの事でしょうか。 医療的なメリット云々は専門家の人に議論をお任せしますが、 この場合の「定義」というのは、法的な事ではないことは まあ、わかるんですがね。たしかに麻薬はないわね。 樹脂とか吸引用の乾燥物はあるけれども。はい次。
>「大麻が光合成するといい磁場が出る」 >「いわゆるバイオエネルギーで…」
えーっと。えーっと。 光合成で磁場。初耳ですが。高校レベルでは習いませんでした。 大学で習うんでしょうか。っていうか、磁場にいい悪いはあるのか。 「いわゆる」っていうのは、その言葉が「共通認識である」ことが 条件のはずなんですが。
身体に与えるダメージと常習性が、タバコと比べて低いという話でして、 資金がアングラに行かないようなシステムを構築できるのであれば、 まあマリファナもありかな、とは思うんですが、窪塚くんがしゃべると どうあっても知性が足りなく思えてしまうのは、
耳から仕入れた知識をそのまま口から出して、「自分は君達よりも 意識の高い人間なんだ!」とおおいばりしている
からだ、と思うのですよ。 知識をいれるのは大いに結構な事ではありますが、 それを自分の血肉にしてからしゃべらないといけませんね。
2004年03月18日(木)
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