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Swingin Notes

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〜過ぎ行く日々の記録〜
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2002年02月11日(月) 結婚式当日の話。

【その1】

朝はいつもと同じ時刻に起床。準備のほとんどは昨夜のうちに済ませてあったので(僕には珍しく!)、予定時刻通り9時には出発。

実はこの時点で既に誤算が。というのは荷物の総重量がちょっと独りで持ちきれる限度を超えてたんですね。量ってないけど多分10kgはあったかと。何せ、

・ソプラノサックス
・フルート
・音源(ラック入り)
・モニタースピーカー×2
・ミキサー
・各種ケーブル
・PowerBook
・着替え(礼服)

とフルアーマーガンダムもかくやの重装備。こんなに運ばなきゃならないことにもうちょっと早く気がついていればキャリーカートを買っといたのになあ・・・。←今回最大の失敗。

*****

で、そんな大荷物を抱えて何とか東京駅に辿り着き、10:20東京発の「のぞみ」で新大阪へ。新幹線に乗ったのも2年ぶりぐらいだったんだけど、どうしても駅の売店でサンドイッチとか買っちゃうんだよな。同じものをコンビニで買えばもっと安いと分かっていてもつい・・・いわゆる「旅情」ってやつ?←違うと思う(笑)。

道中はほとんど「フレンズ」のDVDを観て過ごしました。バッテリでDVD再生をしても2時間以上もつってのはスゴイ。便利な世の中になったもんだ。しかし「フレンズ」はヤバイなあ。吹き替えで観ても字幕で観ても笑える。あ、でも今「FOXチャンネル」でやってるのはようやく第2シーズンが始まったばっか。こないだ「WOWOW」で比較的最近のシーズン(チャンドラーとモニカが結婚直前)を観たらみんな老けてた。チャンドラーなんかすっかりオヤジになってたし、モニカの目じりの小皺も・・・長寿番組なのね(苦笑)。

*****

新大阪到着は予定より少し遅れて13:00前。京都の辺りは雪だったからその関係らしい。それにしても荷物が重い。しかも新大阪駅構内はだだっ広いだけで案内らしい案内もなく、「俺はこれからどうすりゃいいんだ!?」状態に。

しょーがないので構内の本屋で地図を立ち読みしてJRの在来線への乗り換え口を探し、大阪(ってか梅田)へ。そんでもって梅田で阪神に乗り換えて甲子園に行かねばならなかったんだけど、そろそろ荷物の重さにギブアップ寸前。一縷の望みを託して「大丸」にキャリーカートを探しに行ったけど、なかなか売ってないのね、あーゆーのって(涙)。

結局30m置きに荷物を床に下ろして休憩しながら小一時間かけて阪神電鉄の改札に辿り着き、やっとのことで目的地の「甲子園都ホテル」に到着したのが14:50ごろのことでした。この時点で既にもうグッタリ。

さあ、こんなことでちゃんと本番を成功させることが出来たのか!? 請うご期待!!←誰に言ってるんだ誰に(笑)。

*****

【その2】

さて、式が行なわれた「甲子園都ホテル」は阪神甲子園駅から徒歩3分程度の好立地。これで駅から遠かったりしたら体力的にもうダメかも・・・というぐらい追い詰められていたのでとっても助かりました(苦笑)。

ちょうどホテルのエントランスの前で軽トラックに乗った新郎新婦に遭遇。軽く挨拶してそのまま中に入り、荷物一式を一旦クロークに預けてから、ホテルに隣接する「ダイエー」へ。ここでようやくキャリーカートを(今さら)発見、帰りのために・・・ということで購入。

ホテルに戻ると新郎新婦は着付け中ということで、しばらく美容院の前で待ってたんですけど、だんだん空腹が我慢できないレベルに・・・(笑)。
しょーがないのでまた「ダイエー」に行って「ウェンディーズ」でハンバーガーをつまみ、そのまま地下の薬局に行って栄養ドリンクを一気飲み。ようやく人心地ついた感じでした、ゲフッ。

*****

16:00には会場で音出しやリハーサルが出来るようになるということだったので、荷物をクロークから出してパーティスペース"the Loom"へ。入ってみると、ピアノの演奏をお願いしてあったK玉さん(初対面:相田祥子似のなかなかの美人)が既にセッティングを始めていて、慌ててご挨拶の後こっちもセッティング開始。

*****

事前にここの担当者にメールで問い合わせたところでは、壁掛けのスピーカーなども含めたPA機材は自由に使える・・・とのことだったんですけど、ここにも誤算があって、実は標準では「マイクの声を流すだけ」のセッティングになってるって言うんですね(そりゃそうだ)。つまり、僕があれほど苦労して作ったカラオケを流すところがないってこと。それどころかE.Pianoの音だって内蔵のスピーカーからしか出せないなんて・・・ううう・・・

しかーし!!

僕がわざわざ手の皮を擦りむきそうになりながら自宅からモニタースピーカーを持って来たのはこういう事態のためだったのだ!!(笑)

・・・なので、急遽方針を変更してモニタースピーカーからの出音とE.P.の出音、それにマイクなしの生のサックスでアンサンブルすることに。会場の音響もそれぐらいでちょうど良いところだったので、却って好都合でした。いやー危なかったねえ、ぷぷぷぷp。

*****

そうそう、この日記の熱心な読者の方ならご存じのように、K玉さん(相田祥子似←しつこいって?)にピアノ用のテープと譜面を送ったのは数日前のこと。アンサンブルがちゃんと出来るかどうか、実はかなり不安を抱えたままリハーサルに臨んだんですけど、彼女が思いのほかキッチリと仕上げてくれていたので全然問題なし。ピアノ抜きのカラオケとのバランスも取れてホッとしました。

というワケで、リハーサルも時間通りに無事終了。あとは本番を松ばかり、いや待つばかり(←寒いなオイ)

*****

【その3】

18:00からいよいよ披露宴本番。

結局BGMのコントロールも会場のスピーカーじゃなくて持参したモニタースピーカーから行うことになったので、機材をセッティングしてあるピアノの横を離れることができません。ホントは僕の席は招待客としてちゃんと用意されていて料理も出てくるんだけど・・・ま、それは最初から諦めていたことですけどね、ふぅ〜。

*****

ライブ演奏は披露宴の終わり間近にやる予定になっていたので、それまではワリとヒマと言えばヒマ。ピアノのK玉さん(相田祥子似←もうええっちゅーの)と曲の打ち合わせやら雑談やら。

あくまで個人的な体験から言うと、関西の女の子って「下町系」「山手系」で喋り方やら物腰やらがクッキリ違うというか、あんまり中間色がない印象があるんですけど、その意味で行けば彼女は完全な「山手系」。おっとりした調子で「のなぁ」(「あ」にアクセント、分かるよね?)って話しかけられると思わず

「はいはい?」

って何でも聞いちゃいそうな魅力が・・・(笑)。

まあだからと言って片や東京、片や大阪に住んでいて、今後会う機会だってほとんど考えられない状況ですから、いくら美人だからといってどうこうしようという気には残念ながらなれませんでしたけど。その線のハナシを期待している読者の方、残念でした〜、ぷぷぷぷp。

*****

ライブの前の歓談タイムにはそのK玉さんがソロ・ピアノで会場を潤し、間に花束贈呈やら何やらを挟んでいよいよ本番。

1曲目のド頭でちょっとタイミングが狂ってどーなることかと思いましたが、そこから後はリハーサル通り、いやリハーサル以上の出来でした。演奏が始まった瞬間に、さっきまで酔っぱらって大声で喋ってたオヤジまで「オッ」と言って黙り込み、我々の演奏に聴き入っていたのはなかなかの快感。演奏したのは、

・"Right Here Waiting"(Richard Marx)
・"Lovin' You"(Minnie Ripperton)
・"You Make Me Feel Brand New"(stylistics)

の3曲、トータルで15分ぐらいのものでしたが、新郎新婦をはじめ各方面から「感動した!!」(←純ちゃん風?)とお褒めの言葉もいただき、大成功のステージでした。

いやー、手の皮ムキそうになりながら荷物運んでやって来た甲斐があったっちゅーもんだねえ。

*****

その後の2次会では、どーせみんな酔っぱらってるだろうっちゅーことで、

・"Truth"(T-SQUARE)

でお茶を濁し、そのまま荷物をホテルのロビーで宅急便に預けて宿泊先へ直行。2次会終了後に一度顔を出したものの、結局24:00前には独りで部屋に戻って缶ビールとサンドイッチで夕食をとってバタンQ〜。

結婚式ならではの豪華料理には一切ありつけませんでしたとさ(涙)。


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