〜過ぎ行く日々の記録〜
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2002年09月15日(日) |
顧客としての大学教員/美人局=つつもたせ?/お祝い♪ |
天気は相変わらずイマイチの日曜日。昼ぐらいに
「お客様からクレームで、『インターネットに繋がらない。最高責任者と話がしたい。損害賠償も考えている』とおっしゃってます」
という入電があったんですが、今日の最高責任者である営業部長は昼食に出たばっかり。責任者と話がしたいんであれば1時間ほど待ってもらうしかありません。その旨をオペレータに伝えて折り返させてもらうよう指示を出しましたが、オペレータの通話がなかなか終わりません。「●●さんは?」「▲▲さんは?」などと既に物故していたり大昔に退社したりしている元社員の名前を出して電話を取り次がせようとしたりしている様子だったので、とりあえず電話を代わって、まずは接続不可の現象について情報収集をすることにしました。相手は60〜70代と思しき男性、声の調子は穏やかではありましたが、
「大学の後期試験の問題を教務部に送信するのにどーのこーの」
「ここ数日は試験問題を作成していてどーのこーの」
と言った話を延々と続けるので全然本題に入れません。話からするとどこぞの大学の先生の様です。この時点で僕の頭の中では黄色信号が点灯。さらに話を聞いていくと、どうやら宅内のネットワーク配線にお客さんの都合でイレギュラーな箇所があることが判明しましたが、とりあえずはウチの責任かどうかを調べてみないウチにお客さんのせいにすることは出来ないので、
「申し訳ありません。それではまず弊社回線の状態に問題があるかどうかの確認をさせていただきますので、少しお時間を・・・」
と技術部に調査に回そうとするんですが、その度に
「いやね、お宅は以前にもこういうことがあってどーのこーの」
「私も他の会社からも営業が来てるから、もう解約しようかともおもってるんだけどどーのこーの」
「一度お宅の社長さんにも会ってみたいと思ってるんだけどどーのこーの」
となかなか電話を切らせてくれません。
「こういうことがあると思考の流れが中断されてどーのこーの」
「私は大学で法律を教えてるから分かるんだけど、こんなしょっちゅう繋がらなくなるのに毎月の料金だけは取られるんだったら小額訴訟を起こしてお金を返してもらうことも出来るんだけどどーのこーの」
と勢いは止まりません・・・ってゆーか人の言うことを聞いてません(笑)。電話を切って調査に入るまでに既に30分近くが経過していました。
だがしかし、大学で法律をお教えになっていらっしゃるエラ〜イ先生に対してお言葉ではありますが、残念ながら先生は裁判を起こされても勝訴することはお出来にならないと思われます。何故なら、ウチの会社の契約約款には
《当社に起因する障害で24時間を超えて接続不能の場合は返金》
《当社の責任範囲は宅内の当社設置機器まで》
と明記してあるからです(文面は一部変更)。センセイの場合は宅内配線にイレギュラーな箇所がありますから、仮に裁判になってもその点を指摘すればウチが勝てます。申し訳ないけど、現実ってそういうもの。法律についてはご存知かもしれないけど、ネットワークの世界の常識についてはご存知でないようですね、ぷぷぷぷp。
大体においていわゆる「センセイ」と呼ばれる業種の人にはビジネス上の一般常識が通用しない傾向が見られます(中学教師だったウチの父親にも多少そういうところがありました)が、中でも大学のセンセイは手強いことが多いです。共通項としては、
「言葉遣いは比較的丁寧だが基本的に尊大」 「(中途半端に)理論武装している分、納得してもらうのに時間がかかる」 「自分が間違っているとは微塵も考えない」 「基本的に話が長い」
といった点が挙げられます。もちろん皆が皆そうだと言うつもりはありませんけど・・・それにしても、ふぅ(溜息)。
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「元美人局アナ、お受験ママのうわさ・・・」
芸能ニュースサイトで見かけた見出し。これって絶対、
「元つつもたせアナ」
って読んじゃいますよね?(笑)
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【今日のお祝い♪】
きょうこさんお誕生日おめれと〜、ドンドン、パフパフッ♪
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