『ピーターパン2』

放置し過ぎー。

ええと、観てまいりました、『ピーターパン2』。
真面目な感想をいうと、粗筋の時点では全く好感の持てなかったジェーンがとても親近感のわく子でした。
何だろう、ウェンディって出来過ぎなんだよねー。完璧な上に女らしいしさ。ジェーンはちょっと中性的じゃありません?「ロストガール」とか呼ばれるあたりも、ピーターの扱いがウェンディの時と違うよ。ウェンディに対しては何つーか「レディ」扱いだったよね…。
そりゃティンクもヤキモチ焼かないよ。(大して焼いてなかった)時代反映もあるのかな?
とにかく私としては、本当は心の優しい寂しがりやなのに、つっぱっているジェーンが可愛らしく見えました。好感度大。
今回は恋愛的要素皆無で…(1はインディアンの娘とかも出てたし、マーメイド達にピーターが囲まれたりとそういうディテールがあったのに、今回はないよねえ…寧ろ現実に夢を、みたいな部分が強調されていて一種の癒し系っぽい)焼きもちを焼くティンクが大好きな私は少々物足りなくもあったのですが、瀕死になるティンカーベルが可憐だったので良し。←お前は何様か。
ラスト、ウェンディと再会するピーターのくだりは何だか一気に色っぽいですな。(だからウェンディが女らしいからだよ…)
ピクシーダストをかけられたウェンディの身体がほんの一瞬浮いた感じになるのは、既に2児の母という立派な大人でありながらも子どもの心を忘れていないからなのだとしたら、大人にもすごく夢を与えるラストとして描かれていますよね。夢を信じる心があれば、どんな大人もまだ空をとぶ事が出来るのかもしれないのだから。
どう美化しても、永遠の少年ピーターパンは異質なもので、自分とは重ねられない人もこれで救われるのでは?とか思ったりしました。

どうでもいいのですが、私がこんなにティンカーベルに弱いのは、ティンカーベルのキーキー振りがどっかの誰かとかぶるからに違いない……。
生意気でワガママで気が強くてかまってもらいたがりでしょっちゅうキーキー言ってる………、
  

私はそういうのが好きなんですよ。
2003年01月22日(水)

ニッキ / 松

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