ぎゅんぎゅんの心

ついに自分の理想のタイプというものが分りました。

町田康の小説のキャラが死ぬ程タイプみたいです(照)。

そういう意味ではまった作家は坂口安吾以来なので、ドキドキしてたら(変な人)今日著作の解説を読んで愕然。

『文学史の流れという事では、町田康の一連の作品は、太宰治を思わせ、坂口安吾を思わせ、織田作之助を思わせ、要するに無頼派作家を思わせるという事になっていて(以下略)』


何だよ、学生時代から好みが変わってないということか。

最近の読了本
『旅の素』『無意識過剰』阿川佐和子
『アウトトゥランチ』篠原一
『くっすん大黒』町田康
阿川さんはやっぱり可愛い。上に面白い。そして頭がいい。
篠原さんは、何というかホントにイイ意味で病的なまでの繊細さです。使い古された設定なのに(冷蔵庫に死体を隠す、というのが)独特。
町田さんは、上記に書いちゃった訳ですけど、今、もうどうしていいのか分らない程に好きです。あー困った。
話的には同収録の『河原のアパラ』の方が読みやすくて面白かったですが、表題作は、オチが秀逸。『へらへらぼっちゃん』を立ち読みしたのですが(明日買って来なければ)言葉がすごい威力持ってますよね、この人の場合。
『ぎゅんぎゅんの心』って言葉が、すごい。
私の今年のベスト3にランクインする言葉です。
2003年06月25日(水)

ニッキ / 松

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