| 『李歐』 |
今日は姉がマンションを買ったので、そのお祝がてら遊びに行ってきました。 食べ過ぎと飲み過ぎで、おまけに今、血行悪い期間なので、頭痛肩凝り足の痺れがヒドイです。 新築マンションは綺麗で、結構広くて良いなあと思いました。 家具も新しいものが多くて、何か見ていて楽しい。
『李歐』高村薫 かつてないスピードで、読み終えた高村作品。2日で読めた。 レディジョーカー下巻と同じくらいの早さ。 やばいくらい面白かったです。 なんなのだ、高村先生という方は…………天然で、こんな、すごい運命を描き切る事ができるのか。 わたくしこの本は購入を決心しました(またかよ)。李歐が有り得ないくらい魅力的です。まあ私の好みかというと、ちょっと違うけれど、客観的に見て。そりゃ笹倉も惚れるよね。一彰との関係も無論ですが、笹倉と李歐の関係がたまらなくツボです。(一彰が全く好きになれなかったので……)桜の描かれ方や、大陸への果てない憧憬なんかも。鳥肌たった。 ところどころ、ひやりとするくらいツボな文章があって、暗記しようかと思いました。(オタクですみません)
こんなに面白い作品に2日続けて出逢ってしまうと、こう、時間がいくらあっても足りない気がしてくる。 こうしてる間にも、小説、漫画、映画、演劇、音楽、絵画、といったところに代表されるありとあらゆる表現のかたちで、私の心がざわつくものが生み出されていると思うと、いてもたってもいられなくなりそうです。 とにかく沢山のものを読んで、観て、感じて生きたいなあと思うにつれ、時間を有効に使いたいと思わずにはいられません。
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2005年05月01日(日)
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